No. 598

「籍だけ」の信者だった私に
神が見せてくださった世界
(宮城県KN/50代男性/会社員)

信者歴は26年と長いものの、教会には、妻に無理やり連れていかれる状態。家族が勉強会で学んでいる間、私は外でブラブラ待っていました。

一回、二回と学んでいくと…

そんな中、社長とのトラブルで、職を失いました。すぐに新しい仕事が見つかるだろうと高をくくっていましたが、面接はことごとく失敗し、プライドはボロボロ。一生懸命やってきたのに、報われないのはなぜ? 「やっぱり神は見ていてくれない」。悶々(もんもん)とする日々が続きました。

妻がまた勉強会に誘ってくれました。一回学び、「今まで身勝手だったな」と感じました。もう一回学ぶと、謙虚さのなかった自分が見え、「これじゃ神に守ってもらえるわけなかったな」と思いました。

「出会いを大切に」。『理知の真理13』で読んだ神示が身に染みました。理不尽でワンマンな社長に対し、「社員に支えられている感謝を持つべき」「いつか正してやる」と不満で埋め尽くされていた私の心。でも、もし社長を「こういう人だからさ…」と受け入れて、会社に尽くす心でいられたなら…? きっとこんなにこじれなかっただろうと思いました。

みんなが味方になっていく奇跡

私の心が変わり始めました。就活の担当エージェントに、面接の練習をしてもらった時のこと。「そんなんじゃ受かりませんよ!」と、強く言われてしまいました。昔の私ならブチ切れたでしょうが、この時は「出会いを大切に」という教えがよぎり、ブレーキがかかりました。妻に話すと、「そう言ってくれる人って、なかなかいないよ。受からせてあげたいって真剣なんだよ」と言われ、「そうだな。自分も誠意を見せよう」と、やる気に変わったのです。

自分なりに面接対策を考え、エージェントに提出したところ、ありがたいほど具体的なアドバイスをもらいました。それだけでなく、休日にも対応して、面接の前日にまで電話があり、それは献身的にサポートしてくれたのです。

その後、無事に就職先が決まりました。エージェントの方との出会い、妻をはじめ、家族みんなの応援。周りの人たちが、「自分の味方」になって関わってくれるのは奇跡と感じ、出会った全ての人への感謝が込み上げました。これまで味わったことのない感覚でした。

神は自分を見ていてくださる

単身赴任になるため、感謝を込めて家族に手紙を書きました。妻には「内容、硬いね」とからかわれましたが、うれしそうでした。私も、こんなふうにみんなを思える自分になれたことがうれしく、本音を語り合える家族を目指そうと思いました。

ただただ人に褒められたくて、必死で努力して、うぬぼれて…。神の教えと真逆に生きてきた過去の私。挫折を味わい、打ちのめされたおかげで、見えなかったものがたくさん見えてきました。きっと、神が見せてくださっているのだと思います。「もっとゆったりでいいじゃないか」。これからは、そんな気持ちで神と歩んでいきます。

神示で確認 「喜び」の仕組み

「教え」に生きるほど 人は愛を感じ取り 心明るくなってゆく
 この時 「運命」に重なる心の動きが取れている
「運命」が導く心を体感するほど 人間は 欲心のとらわれから解放されて
    一つ一つの出会いを生かす努力ができる
 社会に貢献せんと願う心の動きに
    人は実体を高め 多くの出会いに 支えられ 引き立てられる
 真の「仕事の真理」が ここにある

『真実の光・神示 平成30年版』108ページ(中略あり)

神示で確認 「喜び」の仕組み

「教え」に生きるほど
    人は愛を感じ取り
      心明るくなってゆく
 この時 「運命」に重なる
    心の動きが取れている
「運命」が導く心を体感するほど
  人間は
    欲心のとらわれから解放されて
      一つ一つの出会いを
        生かす努力ができる
 社会に貢献せんと願う心の動きに
  人は実体を高め
    多くの出会いに
      支えられ 引き立てられる
 真の「仕事の真理」が ここにある

『真実の光・神示 平成30年版』108ページ(中略あり)