信者になって一年が過ぎようとしていた昨年、思いもしない悩みが起きました。うつ病を患った友人が、急に「お金を返して」と言ってきたのです。そのお金は、既に完済していて、証明しようと思えばできました。しかし、古くからの友人に、その対応でいいのか…。夫に相談しても、迷うばかりでした。
会話したと思っていたのに…
教務相談で、「まずはご主人と会話すること」と教わりました。「もう相談したけど…」と思ったものの、よく考えると気付いたことがありました。私は、心の中で「そんなこと言っても…」などと、否定しながら聞いていたのです。「気持ちを受け止める」ことを強く意識して、もう一度話しました。夫からの「一人で抱え込まずに、一緒に考えよう」との言葉。自分でも驚くほど素直に聞けて、心が洗われたように楽になりました。
夫と話したり、教会図書で学んだりするうちに、自分の生き方の大きな間違いが見えてきました。私は、人と意見が違うと、「何が何でも自分の言い分を通してやる」という態度だったのです。友人にも、何とか相手に分からせようと躍起になり、自分で自分の心を追い込んでいました。
「相手にも何か考えがあるかもしれない」と、彼女と話し合いました。「私にもいけないところがあったと思うの…」と切り出し、いろいろ語り合う中で、自然と和解できたのです。最後に、相手の病のことを気遣うと、「ありがとう」と笑顔を見せてくれました。今でもその友人とのご縁は続いています。
まるで別人! 夫も驚く変化
この出来事は、神が私の生き方を根底から変えるチャンスを下さったように思えてなりません。
職場でも「自分が正しい」「意見できるなら言ってごらん。へし折ってやる」と、人の話など聞く気もなかった私です。しかし、「抑え込む」前に「聞いてみる」これだけで、不思議と全てがうまく回っていくのです。自分の意見を押し通して進めるより、「これなんだけどさ、どう思う?」といろいろな考えを聞いて、「それもありかも」と重ねていくプロセスの方がよっぽど楽しく、やりがいがあると気付きました。これまで「周りはみんな敵」でしたが、今は「みんなが味方」です。同じメンバーなのに不思議です。
夫は、私の変化に「信者になって二年もたっていないのに、まるで別人だ」と驚いています。何十年もしてきた生き方が変わっていく喜びと、神の力の大きさを、身をもって味わう日々です。
神示で確認 「喜び」の仕組み
「教え」を心(人生)の支えに生きる努力をする
自然と心(気持ち)は安定し 物 事の見方が変わる
物 事は 存在ではなく 心に映る感情が乗って見えるもの(現実)
相手 状況を変えるのではなく 自分の心を変えることが必要
「教え」に生きるほど 「心」は変わり 生活環境が好転する
『真実の光・神示 平成31年・令和元年版』128ページ
神示で確認 「喜び」の仕組み
「教え」を心(人生)の支えに
生きる努力をする
自然と心(気持ち)は安定し
物 事の見方が変わる
物 事は 存在ではなく
心に映る感情が乗って
見えるもの(現実)
相手 状況を変えるのではなく
自分の心を変えることが必要
「教え」に生きるほど
「心」は変わり
生活環境が好転する
『真実の光・神示 平成31年・令和元年版』128ページ