No. 582

信者籍の長短ではない!
真っさらな気持ちで学ぶと…
(千葉県YH/60代男性/無職)

長年、知人から神示教会のことは聞いていましたが、他に信仰するものがあり、お断りしていました。

「生き方を学ぶ所」に引かれて

1年半ほど前のことです。血尿が出て、体力も見る見る落ち始めました。検査結果は、膀胱がん。死への恐怖が一気に押し寄せ、不安でどうにかなりそうでした。知人がまた声を掛けてくれました。「一緒に教会に行きませんか?」この時ばかりは「行きます」と、サッと心が動きました。

ご案内会と勉強会に出席し、「ここは何かが違う」と感じました。「神示教会は、生き方を学ぶ所。ただ病気が治るように…と願う所ではありません」職員の説明も、深く刺さりました。心を救ってほしい…。すぐに、信者籍を置かせていただきました。

「生きる力」をくれたのは?

教会で学ぶ教えは、全てが「家庭」「家族の和」から始まっていました。思い出したのは、弟のことです。弟は仕事が多忙で、もう何年も連絡を取っていませんでした。

そんな折、がんセンターで検査することになり、知人に付き添ってもらおうと思いました。ところがこの時、教会で学んだ「家族の大切さ」がどうも心に引っ掛かるのです。勇気を出して弟に連絡すると、夫婦で飛んできてくれました。意外でした。「一人ではない」この思いが、どれほどのエネルギーになるのか…。熱いものを感じたのです。

結果は、膀胱がんではなく、「前立腺がん」。手術も、抗がん剤もできず、ホルモン治療となりました。でも、自分の心とは思えないほど前向きなのです。不安がよぎったときは、ありったけの思いを、そのまま神に語っています。気持ちが落ち着いていき、神とつながっている安心感が、心いっぱいに広がります。

家族と歩み始めた仕合せへの道

実は、弟の妻は、間質性肺炎、リュウマチ、大腿骨骨折…と、体の不調に悩んでいました。しかし、信者になってからの私の変化を見て、「自分も元気になりたい」と言い始め、このたび、何と夫婦そろって信者になったのです。

もともと弟は神様など信じない人間。それなのに、「僕は、妻と兄のために信者になりたい」と言い、手続きの時は誰よりも真剣に話を聞いていて、胸がいっぱいになりました。

信者としては駆け出しの私にも、神はたくさんの仕合せを下さっています。「足元の家族」をずっと大切にしていきます。

神示で確認 「喜び」の仕組み

神の教え「真理」に生きて 人は皆 悔いなき人生手にできる
 なれど 「仕合せの基(心)」気付けずに
    姿 形に心奪われ のまれて 「道」欠く人生歩んで終わる者が多い
 人生に迷い 苦しむ姿 ここにあり
「信者の道」を歩むところに
    人は誰も和心芽吹き始めて 「仕合せ」引き出す家を手にできる

『真実の光・神示 平成21年版』108ページ

神示で確認 「喜び」の仕組み

神の教え「真理」に生きて
  人は皆 悔いなき人生手にできる
 なれど
  「仕合せの基(心)」気付けずに
    姿 形に心奪われ のまれて
      「道」欠く人生歩んで
        終わる者が多い
 人生に迷い 苦しむ姿 ここにあり
「信者の道」を歩むところに
  人は誰も和心芽吹き始めて
    「仕合せ」引き出す家を
      手にできる

『真実の光・神示 平成21年版』108ページ