No. 491

「神の教え」は難しい…
その思いを一変させた気付き
(静岡県YN/20代女性/トリマー)

最初はちんぷんかんぷんだった友輝会。「運命は社会に役立つ力」と学んだ時は、頭の中が「?」でいっぱい。世の中のイメージと違う…。どういうこと? 「?」を解消したくて、何度も学んでいくうちに、耳に残ったキーワードがありました。

頑固なのはどっち?

それは、「家族との会話」です。運命を磨くには、家族との関わりが欠かせない…と聞いて、パッと浮かんだのは父の顔でした。頑固だし、ぶっきらぼうだし、イラッとすることをぼそぼそ言うし…。触らぬ神にたたりなし。自分からは、父に近づかないようにしていました。

母とは楽しく会話できるのに、父とはなぜできないんだろう? 突き詰めて考えると、自分の性格が見えてきました。「お父さんはこういう人」とガチガチの先入観で見て、絶対に自分から歩み寄らない。頑固なのは、むしろ私の方でした。

ぶっきらぼうだったはずが…

そんな自分を変えるべく、まずは挨拶から実行してみました。これまでは義務的でしたが、そこに心を込めたのです。

仕事で夜遅く帰宅した父に、「おかえり。疲れたでしょ」と言うと、やっぱりぶっきらぼうな返答。でも、しばらく続けていくと、「おまえこそ疲れただろ」「寒いから温かくして寝ろよ」などと、優しい言葉が返ってくるようになりました。しかも、心なしか、父の声が柔らかいのです。

隠れていたものが見えてきた

これまでぶっきらぼうに聞こえていた父の言葉。でも、そこには私を気遣い、関わろうとしてくれていた「優しい心」が隠れていました。

数年前、私が車を買う時、デザインや機能面で、父からいろいろ言われたことがありました。当時は「私の車なんだから!」と言って、自分の欲しい車を買いましたが、今思うと、父なりに私に合う物を…と考えてくれていたんだな…と思います。私は、そうした父の思いにずっと気付けなかったのです。大反省でした。

全てがうまくいっている!

最近、母から「今のあなたは、とっても柔らかくなったよ」と言われ、自分の内面の変化に驚きました。父とも、母ともいろいろな話ができるようになった今、うれしいことに、仕事まで充実しています。私はトリマーですが、「次回もあなたにカットしてもらいたい」と言っていただけることが増えたのです。「運命」の力を発揮できていると感じて、自信が込み上げてきます。

「神の教えの実践」というと、次元の高いイメージがありましたが、全然そんなことはなく、自分の足元からやっていけばいいんだと気付きました。今、神の教えをとても身近に感じます。

神示で確認 「喜び」の仕組み

「人の道」――世にいう常識 実践の道ではない
 多くの人 物との出会いを深め 生きがい多い人生歩むため
    人誰もが身に付け 生かすべき 「心の姿」なのである
 和合 協調 共感 同情 洞察 全て絡めて人を見詰める
 自然と愛が芽吹き 思いやる言葉 態度が使えるのである

『真実の光・神示 平成17年版』74ページ

神示で確認 「喜び」の仕組み

「人の道」
  ――世にいう常識
    実践の道ではない
 多くの人 物との出会いを深め
  生きがい多い人生歩むため
    人誰もが身に付け 生かすべき
      「心の姿」なのである
 和合 協調 共感 同情 洞察
    全て絡めて人を見詰める
 自然と愛が芽吹き
    思いやる言葉 態度が
      使えるのである

『真実の光・神示 平成17年版』74ページ