No. 477

心も体も元気でいるために
私が見落としていたもの
(兵庫県SA/20代男性/公務員)

神の教えを学ぶようになって、「数えきれないほど変われた」と、胸を張って言い切れます! その中でも一番は、「感謝を忘れずにいられるようになったこと」です。

市役所で働いて3年、優しい先輩方に囲まれ、充実した毎日でした。ところが、コロナ禍で状況は一変。業務量が一気に増え、職場はギスギス…。そのうちに持病の腰痛が悪化し、心も体もボロボロでした。

思っている…それだけではダメ

そこから立ち直れたのは、自分が見落としていたものに気付けたからです。心身ともに元気でいるには、家族と温かい関わりを持つことが一番」そう学んだ時、私の心に引っ掛かるものがありました。うちは仲良しだし、家族に感謝もしている…。でも、よく考えると、私は「ありがとうと思っている」だけで、言葉や行動にしていなかったのです。それは「温かい関わり」とは言えないと思いました。

クタクタになって帰宅しても、「おかえりー!」と温かく迎えてくれる家族に、「待っててくれてありがとう」などと、一つ一つ言葉にしていきました。そうするうちに、面白いことにどんどん「家族の愛」が見えてきたのです。ある時、家に帰ると大好物のサンドイッチが置いてあって、「応援してくれてるんだなあ」とじーんとしました。「よし、明日も頑張ろう!」いうパワーが勝手に湧いてきました。

やりがいを味わえた理由は?

その頃には、どんなに仕事が忙しくても、心が揺れなくなっていました。「大変な業務を若い自分に任せてもらえている。期待に応えられるように精いっぱいやろう」という気持ちになるのです。

私の仕事は、コロナ禍で経済的に大変なご家庭への支援案を考えること。案を立ち上げるために市民の声をヒアリングし、部内で何度も検討を重ねました。部署の中では最年少で、教えていただくことばかりでしたが、皆さんが親身に関わってくださるのが、本当にありがたかったです。

先日、無事に援助制度を立ち上げることができ、市民の方が話を聞きにこられました。私が説明すると、「本当によかった。いい制度を作ってくれてありがとう」と、とても喜んでくださいました。そのひと言が何よりうれしかったです。

「神の教えのとおり」と実感

気持ちが元気だからか、腰痛もすっかり治りました。仕事も楽しいし、家にいるのも大好き。今はコロナ禍なので、家族で出掛けたりできませんが、「みんなで○○地方の料理を食べよう!」と提案し、母の手料理で家族旅行気分を味わっています。

「家族との温かい関わり」は、心と体の元気の源。まさに神の教えのとおりです。もっと学べば、もっと自分を高めていける! 家でも職場でも、さらに役立つ人になりたいです。

神示で確認 「喜び」の仕組み

神に守られ 家族 友人 知人の縁に支えられし 我が身の幸運 気付けたときに
    人は誰もが 「心」満たされ 感謝心に包まれる
 感謝の思い深まるほどに 人は誰もが 奉仕心に生きんとする
 この心の姿こそが 「仕事の真理」に生きる人の姿と申す

『真実の光・神示 平成19年版』69ページ

神示で確認 「喜び」の仕組み

神に守られ
  家族 友人 知人の縁に支えられし
    我が身の幸運 気付けたときに
      人は誰もが
        「心」満たされ
          感謝心に包まれる
 感謝の思い深まるほどに
    人は誰もが
      奉仕心に生きんとする
 この心の姿こそが
    「仕事の真理」に生きる
      人の姿と申す

『真実の光・神示 平成19年版』69ページ