No. 478

「余命1年」からの奇跡
神が下さったチャンス(妻編)
(横浜市YK/40代女性/主婦)

「乳がんのステージⅣ、余命1年」この宣告から5年がたとうとしています。

2年間一人で抱えていたもの

胸のしこりには気付いていました。でも、誰にも言えませんでした。当時、生まれたばかりの次女が急性脳症になり、障害が残ったのです。これ以上、家に病人は嫌! 「絶対がんじゃない」と言い聞かせ、気が付けば2年が過ぎていました。最初は米粒ほどだったしこりが、その頃にはゴルフボールくらいになっていました。

覚悟を決めて夫に打ち明けました。「絶対大丈夫。神様が付いてるし、俺も支えるから」何でもっと早く言わなかったんだろう…。夫の温かいひと言に、こらえてきた涙があふれました。悔いる一方で、すっと心が楽になったのも事実です。その後、医師にステージⅣと告げられても、冷静に受け止めている私がいました。

教えから見つけた自分の課題

今、やるべきことを神の教えからつかもう! そうすれば絶対乗り越えられると思いました。

教務相談を受け、職員に「夫婦の会話、できていますか?」と尋ねられた時は、「ばれたか」という気持ちでした。夫と会話がなかったわけではありません。でも、私はいつも「これは言わない方がいい」「これは言おう」と、心の中で天秤に掛けてから会話していました。「自分の本音が言えない」のが私の課題だったのです。

何でも夫に打ち明け、夫の話にも耳を傾けました。意識したのは、おしゃべりをする感覚ではなく、「心」を相手に向け、受け取ること。「なぜそう思うのか」を伝え、「なぜそう言うのか」くみ取る努力を重ねていきました。

「生きる希望」はどこから?

両親や義父母、きょうだいにも正直に病のことを話しました。母は、「こんな時こそ私たちに頼らないと駄目よ!」と、次女の世話などを引き受けてくれました。海外に住む兄も、「何かあればすぐ行くから」と言ってくれ、どれほどうれしかったか…。家族の絆が深まっている」その実感が、私の心を明るく、強くしてくれました。

抗がん剤の効果はてきめんで、一気にしこりが小さくなりました。喜びもつかの間、今度は脳への転移が見つかり、余命宣告。でも、心は前向きでした。「先生、私、将来息子が横浜ベイスターズに入団するのを見届けたいから、死ねないです!」カーテンの向こうで、看護師さんがすすり泣くのが聞こえました。命の期限がすぐそこに迫っても、生きる希望が枯れない。我ながらメンタルの強さに驚きました。これが「真の奇跡」だと身をもって感じたのです。

始まった人生の新しいステージ

その後も治療は続き、先日、医師から信じられないお話がありました。「がん細胞がありません。骨に付いていたがんもなくなって、新しい骨ができ始めています」と。

これまで私は、「病を受け入れて生きる」ことを人生のテーマにしてきました。でも、これからは「人のために生きる」ことをテーマに決めました。病を通して、神が「大切なことに気付きなさい」「生き方を変えなさい」と、チャンスを下さったように思えてなりません。支えてもらった家族や周りの方々に、今度は私がお返しする番。「人生の新しいステージが始まった!」今、私の心は希望でいっぱいです。

※この方のご主人が、夫の立場から「喜びの声」を届けてくださいました。

神示で確認 「喜び」の仕組み

「教え」を学び 「真理」に悟りを得て 「人生」を歩むなら
    人は皆 真の健康を手にできる
「教え」を人生の支えに生きるほど 人間は 心安定し 奉仕に「生きる」思いが深まる
 人 物に心で触れ 感動し 「真実の愛」に生きられる
 この時 人間は 心と体が調和して 「生きる」自信が持てている
 この人間の心(姿)を 真の健康という
 天寿を全うできる

『真実の光・神示 平成31年・令和元年版』14ページ(中略あり)

神示で確認 「喜び」の仕組み

「教え」を学び 「真理」に悟りを得て
  「人生」を歩むなら
    人は皆 真の健康を手にできる
「教え」を人生の支えに生きるほど
  人間は 心安定し
    奉仕に「生きる」思いが深まる
 人 物に心で触れ 感動し
    「真実の愛」に生きられる
 この時 人間は 心と体が調和して
    「生きる」自信が持てている
 この人間の心(姿)を
    真の健康という
 天寿を全うできる

『真実の光・神示 平成31年・令和元年版』14ページ(中略あり)