No. 467

愛の心が生まれてくる!
神示が持つ力を感じて
(神奈川県HK/70代女性/主婦)

結婚して50年余り、ずっと夫婦二人で暮らしてきました。元宮大工の夫は、とても穏やかで優しい人。その夫が認知症と診断されたのは、一昨年のことです。

神示が私の心にくれたもの

最初は、夫の変化に気持ちが追い付きませんでした。何でそんなことで怒るの? どうしてすぐ忘れてしまうの? あんなに穏やかだった人がなぜ? 頭では「病気のせい」と分かっているのに、夫の行動一つ一つにイライラしたり、切なくなったり、自分の心がセーブできなかったのです。

そんなとき、神示がどれほど心の救いになったか…。読むほどに、「神は、私たちの仕合せを願ってくださっている」と感じて、心が落ち着いていきました。思い返せば、夫は若い頃から、私が好きな旅行にしょっちゅう連れていってくれ、たくさん愛をかけてもらいました。「今度は私がお返しする番」「もっと夫を愛で支えたい」そんな思いが自然と込み上げてくる…。神示は、どんなときも私に「前向きな心」「明るい心」を与えてくれたのです。

認知症になっても「優しい夫」

私の心が穏やかだと、夫の優しさも自然と引き出されているように思います。私が「足がつっちゃった」と言えば、「大丈夫か!」と飛んできて、一生懸命もんでくれます。

先日は、こんなことがありました。夫が散歩に行くと言うので、「私も連れていって」と一緒に出掛けたところ、川岸の斜面で私が息切れしてしまいました。「ごめん、苦しくなっちゃった」と言うと、夫はとても心配して、まだ散歩の途中なのに「無理しないで帰ろう」と。たったそれだけのやりとりですが、夫の気遣いが本当にうれしかったです。認知症になっても、夫の優しさは変わらない…。私にとって、ますますいとおしく、大切な存在になっています。

ちっとも苦労を感じない!

一人で夫の世話をしている私を気遣い、周りの方々が本当によくしてくださいます。近くに住む弟家族、友人、知人…。中でも、実の子供のようにかわいがってきた姪っ子は、しょっちゅう顔を見せに来てくれます。父の日、母の日には、プレゼントとお手紙までもらいました。夫婦二人暮らしですが、「二人だけ」で生きているのではない…。周りの方には、感謝の思いでいっぱいです。

今の私にとって、介護は大変なものではありません。これも、夫婦二人の、掛け替えのない人生の一コマと感じます。友人には「全然つらそうじゃないね」「いつも明るいね」と言われますが、本当に、苦労などちっとも感じないのです。理由は、神に心をお守りいただいているから…と、力強く言い切れます。

最近では、教会から配信される動画を夫と一緒に見るのが、私の楽しみです。もう一つの楽しみは、結婚50年の儀式「紫光輪(しこうりん)」を受けること。心に神を感じながら歩む人生は、本当に仕合せです。

神示で確認 「喜び」の仕組み

神が与えし「運命」 有限の時(人生)の中で 生きて閉じゆく
 その運命 生かすも 殺すも 「真理」に生きるか否かと申す
 時の変化を感じ 受け入れ 「道」を守りて生き抜く悟りがほしい
 一日一日奉仕の心重ねて 我が人生歩むなれば
    年重ね 「秋の時代」を迎えて 多くの人の心が支えとなる

『真実の光・神示 平成19年版』31ページ(中略あり)

誰もが年を重ね、やがて晩年を迎えます。そのとき、周りの人に支えてもらえるかどうかは、「今」の生き方次第です。これからの一日一日を、人に尽くす「奉仕の心」で生きれば、人生の秋の年代になり、体は老いても、家族や友人など、多くの支えを頂きながら、仕合せに暮らしていけるのです。

※「運命」とは、一人一人の生きる力となるもの。神の教え、真理に生きるほど、その力を発揮して、天寿を全うする人生が歩めます。

神示で確認 「喜び」の仕組み

神が与えし「運命」
    有限の時(人生)の中で
      生きて閉じゆく
 その運命 生かすも 殺すも
    「真理」に生きるか否かと申す
 時の変化を感じ 受け入れ
    「道」を守りて生き抜く
      悟りがほしい
 一日一日奉仕の心重ねて
  我が人生歩むなれば
    年重ね 「秋の時代」を迎えて
      多くの人の心が支えとなる

『真実の光・神示 平成19年版』31ページ(中略あり)

誰もが年を重ね、やがて晩年を迎えます。そのとき、周りの人に支えてもらえるかどうかは、「今」の生き方次第です。これからの一日一日を、人に尽くす「奉仕の心」で生きれば、人生の秋の年代になり、体は老いても、家族や友人など、多くの支えを頂きながら、仕合せに暮らしていけるのです。

※「運命」とは、一人一人の生きる力となるもの。神の教え、真理に生きるほど、その力を発揮して、天寿を全うする人生が歩めます。