No. 466

受け止め方が百八十度変化
感謝が引き出した気付き
(横浜市KF/60代女性/主婦)

配信動画から息子の成長が

息子と二人で、メルマガで配信される勉強会の動画を見る。私の何よりの楽しみです!

25歳の我が子には、重度の知的障害があります。その息子が「友輝会」を何回も再生し、「素直! 正直!」と口にします。「それは、ごめんなさいって言えることだよ」と伝えると、これがキーワードに。今のは素直、正直になれた、これは違うと、自分の行動を照らし合わせるようになってきたのです。

育てられていたのは自分だった

6年前に夫が他界してから、息子は不安や怒りなどの感情が強くなっていました。その上、てんかんの発作もあり、イライラが止まりません。特に昨年は、コロナ禍でストレスがたまったのか、一日中怒っている状態でした。

程なくして、大きな転機が訪れました。息子は大発作が一日に何度も起きて、呼吸が止まり、硬直したまま反応がなくなる状態が続くようになったのです。そうなって初めて、一緒にいられるだけで感謝だったのに、感謝どころか不満を抱いていた自分に気が付きました。

かつて私は、頑張ればできるようになると思って、我が子に「頑張って!」「もっと!」と言ってきました。息子は、人と接することに極度の緊張を示します。週に一回パンを届ける仕事でも、挨拶が精いっぱい。慣れれば何とか…と思っていた私は、息子なりの頑張りをどうしても認めてあげられず、できないことばかりに目が向いていたのです。「もっと」と求めていた過分な欲が、自分も子供も苦しめていたと、やっと分かりました。

そう気付くと、私の接し方も変わりました。朝、作業所の送迎バスにスッと乗れる日は、「偉いね」と褒めるように。不安で乗れないときは、「無理しなくても大丈夫だよ」と言いながら寄り添います。

私が心底から受け止められると、息子も安心して一日ゆったり過ごせるのです。子供の姿は、私の心を映す鏡。全てが自分の心の問題だったとつかめました。今は、「ゆとりを欠かない自分」でいられるように、毎日神に願っています。

神と歩む仕合せが

最近息子は、「動画を見ていると心が落ち着く」と拙い会話で教えてくれ、つっかえながらも神の御名をつぶやくようになりました。「ピッとつながる!」と言って、頭の上に、アンテナのように指を立てる息子。いろいろな気持ちを素直に神に訴えている様子です。以前よりずっと心が穏やかになりました。

自ら求めるほど、神は応えてくださいます。心いっぱいにアンテナを立てて、神を求める我が子がいとおしくて仕方ありません。神と生きる醍醐味を我が子と共に味わえる仕合せに、あらためて感謝が湧き上がります。

神示で確認 「喜び」の仕組み

「教え」を心(人生)の支えに生きる努力をする
 自然と心(気持ち)は安定し 物 事の見方が変わる
 相手 状況を変えるのではなく 自分の心を変えることが必要
 「教え」に生きるほど 「心」は変わり 生活環境が好転する

『真実の光・神示 平成31年・令和元年版』128ページ(中略あり)

神示で確認 「喜び」の仕組み

「教え」を心(人生)の支えに
    生きる努力をする
 自然と心(気持ち)は安定し
    物 事の見方が変わる
 相手 状況を変えるのではなく
    自分の心を変えることが必要
 「教え」に生きるほど
    「心」は変わり
      生活環境が好転する

『真実の光・神示 平成31年・令和元年版』128ページ(中略あり)