夫のことが嫌で仕方ありませんでした。歯磨きした後、洗面台に泡が残っているのが嫌。テレビを見てゴロゴロしているのが嫌。いろいろな不満がたまって、離婚したいと思うほどでした。
そんな私ですが、神の教えを学ぶうちに「やっぱり夫婦仲良くなりたい」と思うようになりました。そして、迎えた令和3年。「今年こそ変わる! 真剣に教えを学んで実践する!」と固く決意したのです。
“温かい関心”とは何か?
本気で学ぶ中で、本気で考えたことがあります。それは、「夫に“温かい関心”を持っていただろうか?」ということです。
私には、自分でも気付かないうちに「こうあるべき」という理想がありました。洗面台の泡はきれいに流すべき、家にいるなら家事を手伝うべき…と。夫の気持ちは全く考えていませんでした。ガミガミうるさい妻だった…と反省しました。
「夫を温かいまなざしで見詰められる妻になりたい」と真剣に神に願ううちに、心が少しずつ変わってきました。「仕事で疲れているだろうから、家ではホッとしたいはず」我慢する感覚ではなく、自然とそう感じるのが不思議でした。これが、“温かい関心”だと思いました。
『成長日誌』で見えた心の成長
「自分を変える」という決意を持続させるために、『成長日誌』を付けることにしました。ある日の日誌です。
通勤途中の夫から連絡が入った。「きょうはゴミの日なのに、捨てるのを忘れた」こんな電話をくれるのは初めてで驚いた。玄関に行くと、私がゴミ袋を置いた場所よりも、ドアの方向に少し袋が前進していた!
夫の行動プロセスを想像してみた。捨てようと手に持ったけど、靴を履いているうちに、忘れたのかな? 夫の気持ちが伝わってきて、たったそれだけのことなのに感動した。心の中で夫に「ありがとう」と言った。
2月1日の信者心の道勉強会で、供丸光先生が「毎日を感謝と感動で生きる」大切さを教えてくださったことを思い出しました。少しは成長できた気がしてうれしかったです。そして、家族に温かい関心を向ければ、相手からも同じように返ってくることにも気付いたのです。
目的意識を持って学ぶ大切さ
今、心がとても穏やかです。夫のお弁当を作るにも、気持ちが全く違います。「仕事頑張ってね」と心を込めて、愛情弁当の完成です。
年が明けて2カ月。確実に心が前進している手応えがあります。神の教えは、ただ何となく学んでも意味がない。「こうなりたい」と、目的を持って学ぶ大切さも実感しました。今年の秋、光寿信者参拝時には、もっと心が成長した姿を神にご報告できるように頑張ります!
神示で確認 「喜び」の仕組み
「教え」に悟りを得て 「真理」で「心」重なる家庭を築く時(時代)
家族の心(運命)は 自然と重なりを深め 調和してゆく
『友輪』332号4ページ
今年の指針とも言える「祈願祭」の神示の一節です。教えを学べば、必ず自身の修正点が見えてきます。それを意識して、まずは「家庭」で実践です。自然と家族の心が重なって、仲良く、調和していけます。
神示で確認 「喜び」の仕組み
「教え」に悟りを得て
「真理」で
「心」重なる家庭を
築く時(時代)
家族の心(運命)は
自然と重なりを深め 調和してゆく
『友輪』332号4ページ
今年の指針とも言える「祈願祭」の神示の一節です。教えを学べば、必ず自身の修正点が見えてきます。それを意識して、まずは「家庭」で実践です。自然と家族の心が重なって、仲良く、調和していけます。