昨年、たまたま受けた検査で、乳がんが見つかりました。幸いステージⅠでしたが、初めは受け入れられませんでした。
相手を責め、求める心を反省
教えを学び、生き方を見詰め直す中で、「家族で『教え』を学ぶ」という神示が心に残りました。
私は、信者籍のない夫に、「神の教えを学んでほしい」とずっと思っていました。でも、よく考えると、それ以外のことでも、「もっとこうしてほしい」「何でこうしてくれないの」と何かにつけて、求めてばかりでした。そもそも、私自身が教えを実践できていなかったのです。
そんな反省を神に語ると、心の芯がすっきりしました。その後、手術のために入院。夫は、毎日片道1時間半かけて見舞い、その後の治療も支えてくれて、感謝でいっぱいでした。こんなに優しい伴侶を責めていたんだと、心から反省しました。
二人でいて心地よい家庭に
そこから、神の教えで「生き方を変えよう!」と奮起。それまでは、夫と意見が違うと、すぐに感情的になって言い返していましたが、とにかく最後まで聞くことを心掛けました。意外にも「なるほどね」と受け止められたり、時には「私のことも考えてくれていたんだ」と、夫の優しさが見えたりして驚きました。
少しずつカッとなる場面が減り、「私はこう思ったんですよ」と、穏やかに伝えられるようにもなっていきました。
心にゆとりが出てくると、「ありがとう」の言葉が増えました。ごみ出しや戸締まりなどを気持ちよくしてくれる、夫の優しさが今まで以上に見えたのです。気付けば、夫からの「ありがとう」も増え、最近では、食後に欠かさず「おいしかったよ」と言ってくれます。二人で過ごす時間がとても心地よく、「私の大切な夫」そう感じる毎日です。
限りある時間を大切に
先日、夫に「私が教えを学んでいる教会は、こんな所なのよ」と、ご案内パンフレットを渡すと、興味深そうに読んでくれました。
「家族で教えを学ぶ」今までは、「うちは無理…」と諦めていましたが、大事なのは、学んだ教えをまずは家庭で実践すること。それが、「家族で学ぶ」第一歩だったと分かりました。
夫婦で過ごせる時間も永遠に続くわけではない…、最近とみにそう思います。だからこそ、一日一日を大事に、夫と明るく過ごしていきます。
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