No. 1326

乗り越えた自律神経失調症
自分の心が強くなった実感
(山形県EM/20代女性/接客業)

10年前、高校受験を頑張って、進学校に入学。周りは勉強ができる人ばかりで、張り出された成績を見ては、一喜一憂する日々。心が追い詰められていきました。そして高2の時、突然、起きられなくなってしまったのです。自律神経失調症でした。 

信者ではなかったけれど…

何とか通信制の高校へ編入したものの、卒業後は療養生活へ。当時は信者ではなかった私ですが、母に連れられて神示教会に行った時、まるで我が家に帰ってきたような安心感を味わったのを覚えています。勉強会で聞いたお話も、違和感なくスーッと入ってきました。少しずつ自律神経失調症が良くなり、1年後には県外の美術大学に進学。信者籍も置きました。 

いつもと違う方に動いた気持ち

「友輝会」などで学ぶ中で、気付いたのです。「私は心の幅が狭い」と。例えば、チャラチャラしたタイプの人とは、「合わなそう」と決め付けて、関わらない。私にとっては、それが当たり前の感覚でした。 

美術大学ということもあり、周りにいるのは個性豊かな人たちばかり。いつもは、避ける方に心が動くのに、この時は「どんなアイデアを持っている人なのだろう」と思い、話し掛けてみました。そうしたら、意外な良い面に気付けたりして、「関わるってすてきなこと」と初めて感じたのです。 

この頃には、心も体もすっかり元気になって、通院が不要に。昨年には大学を卒業し、道の駅の運営管理をする企業に就職しました。 

「運命」が生かせる生き方とは

これまで学んだアートを生かせる仕事を…と思っていたものの、まず任されたのは、道の駅でのレジ打ちなど、接客業務。お客さまに「もっと早く!」などと叱られることもあり、萎縮してしまう自分。でも、私の心は壊れませんでした。「相手の態度にのまれずに、今、できることを一つ一つやっていけますように」と祈願していたのです。 

理由もなく怒る人はいないはず。「急ぐ用事があるんだろうな」と、相手に思いをはせながら対応していきました。すると、最後に「ありがとな」と、ぼそっと声を掛けてくださったのです。職場の方には、「あなたの顔を見るとホッとする」などと言っていただき、存在を認めてもらえているようで、うれしいです。神から頂いた人に役立つ力、「運命」が、私にもあるんだなあ…と、感謝が込み上げます。 

最近は、棚のレイアウトやPOP作成を任せていただき、自分の持ち味を生かせる場面が増えました。「もし、神の教えを知らない時代の自分だったら、今ほど声を掛けてもらえただろうか?」。そんなふうにも思います。かつては暗く、社交的ではなかった私の変化。自分から人に関わることで、一方通行ではない、心と心が交わる喜びを味わう毎日です。

万人 万物との出会いを大切に 感謝の思いを欠かさずに 日々生活すれば
    人間は 誰もが生きがいを手にし 夢ある人生を歩んでゆける
神示「真理」に 「人生の真理」を学び 「実体」を修正することから始める
 自然と気持ちは安定し 人々との出会いを生かす心が芽吹く
 この時 奉仕に生きる思いが引き出され 「運命」に導かれた人生が始まっている

万人 万物との出会いを大切に
 感謝の思いを欠かさずに
         日々生活すれば
  人間は 誰もが生きがいを手にし
      夢ある人生を歩んでゆける
神示「真理」に
 「人生の真理」を学び
  「実体」を修正することから始める
自然と気持ちは安定し
  人々との出会いを生かす心が芽吹く
この時
  奉仕に生きる思いが引き出され
    「運命」に導かれた人生が
            始まっている

令和5年12月23日 信者心の基勉強会 仕事編(中略あり)