No. 1306

長年の我の強さとサヨナラ
修正ポイントをつかんで
(石川県KY/60代女性/嘱託社員)

50代の頃から腰が悪く、両足にしびれが出始めました。「腰椎すべり症」と「脊柱管狭窄(きょうさく)症」。医師には、手術が必要と言われましたが、「もうちょっと、もうちょっと…」と先延ばしにしてきたのでした。 

手術したくなかったわけではありません。子供たちの結婚や出産が続き、父と母を見送って…。世話をしてあげたかったのです。しかし昨年、いよいよ歩くのも大変になってしまいました。 

限界になって気付いたこと

この状況を偉光会館で職員に相談すると、「ご主人に相談していますか?」と。話していませんでした。むしろ、気付かれたくなくて、神に「痛いです。でも、他の人には分からないように、どうかきょうも一日頑張れますように」などと祈願していたほどでした。 

でも、もう痛みは限界。夫に話すと、「最近、悪いんやないか…と思ってた」。隠しきれないほどの状況だったのに、言わなかった自分。私は、思っている以上にかなり我が強いと、あらためて感じました。 

我が強い=人の心を考えない

昔から自覚はしていた我の強さ。だから、相手の話を聞いたり、一生懸命関わったり。努力しました。しかし、いくら頑張っても、子供からは「もう少しお父さんに優しくできんの?」と言われ、母には「あんたは人のしたことを喜ばんね」と言われ…。「我の強さの直し方」が分からなかったのです。 

神の教えでやっと気付きました。夫に何かを反対されたら、内緒でやり通すなど、小さいうそを重ねてきた私。手術を延期してまで、子供たちや母の世話をしたのは、自分が手伝いたかったから。どこまでも自分の思いを通し、「相手はどう思うか」「何を求めているのか」は考えていなかったのです。結果、一人で勝手に背負い込み、心にも体にも負荷を掛けていました。 

心も体も再生されていく喜び

腰のことは、子供たちにも話すととても親身に考えてくれ、手術する気持ちが固まりました。夫と病院へ行き、紹介してもらった大病院は、驚いたことに、私が持病で通っている所。ここからまるでベルトコンベヤーに乗ったかのように、順調に事が進んでいったのです。 

何の不安もなく手術に臨めたのも、大きなご守護。その後の回復ぶりは、先生方に「悪い所が多くて、たくさん骨を触ったのに、治りが早い」と驚かれたほど。退院して、家族の待つ家に帰れた時の喜びはひとしおでした。 

かつてはお互いの心が重ならず、別居さえしていた私たちなのに、夫婦でいることを心地よく感じる今。「お言葉に甘えて」「ありがとう」。これまで口にしていなかった言葉を、夫に、家族に伝えています。「絶対こうしたい」といった感覚は消え、「どんな気持ちか聞いてみよう」。そんな毎日は心が軽やかです。退院して1カ月。一日一日、心身ともに再生されているのを感じます。

神示「真理」を人生の支えに生きるなら
    心の動きは安定し 「道」欠く思いは芽吹かない
 運命に導かれた心の動きが引き出され 健康も守られる
 心身がともに調和し 感謝の思いが深まる心に 健康が体感できる
「教え」に気付きを得て
    「真理」で関わり 支え合う家庭を築く努力が必要
 この環境が 豊かな心を育み 人間は 健康な心に戻ってゆく

神示「真理」を
    人生の支えに生きるなら
  心の動きは安定し
     「道」欠く思いは芽吹かない
 運命に導かれた心の動きが
         引き出され
           健康も守られる
 心身がともに調和し
    感謝の思いが深まる心に
          健康が体感できる
「教え」に気付きを得て
 「真理」で関わり 支え合う家庭を
           築く努力が必要
 この環境が 豊かな心を育み
    人間は 健康な心に戻ってゆく

令和5年2月23日 信者心の基勉強会 健康編(中略あり)