No. 1273

突然の孫の結婚…
祖母の立場でできる関わり
(広島県FM/70代女性/農業)

偉光会館からの帰り道、娘が「お母さん、話があるの」と言いました。聞くと、孫が「結婚したい」と言っているそう。しかも、お相手の女性は妊娠している…という話でした。 

見えてきた「娘の気持ち」

感情的に話す娘。そこには戸惑いと、受け止めきれない心が見えました。まだ社会人2年生の孫と、年若い娘さんです。しかも、両家ともに母子家庭。これからの結婚生活の長さを思った時、「仕合せが続くだろうか」と、私も案じる心が出てきました。 

それでも、不思議と心が切り替わっていったのは、神の教えを学んでいたから…と思います。娘こそ不安なはず。だから、まず私が寄り添おうと思ったのです。「二人は授かった命を大切にしようとしている。そういう心が育っていて、うれしいじゃないの。みんなが仕合せになれるように考えていこうかね」と言うと、娘は「お母さん、怒らんの?」と、ホッとしたように、この日までの出来事を話してくれました。 

関わり過ぎない心を意識して

生まれた時から信者だった孫は、神に命名もしていただいています。彼女には、自分の車にお祭りした御神体を見せて、教会の話をしたそうです。神の教えで新たな家庭を築いていこうとする、孫の思いが感じられ、私も、自分の立場で応援しようと決めました。私はあくまでも「祖母」。夫と気持ちを重ねながら、娘や孫の心を支えていくことを、神の教えからつかめたのです。

娘は、お相手のご家族と一つ一つ話し合いを進め、その都度、私や夫に共有してくれました。ある時は、お嫁さんのお母さまが、「娘が、休みのたびにお宅にお邪魔する理由が分かりました。明るくて、仲が良くて、お話ししていてホッとします」と言ってくださったとのこと。縁が深まっていることを感じ、私もうれしく思いました。 

信者でいられる喜びが深まって

その後、二人は結婚。彼女は、「私も信者になります」と、入籍と同時に信者籍も置きました。 

広島偉光会館で受けた「神受祭(結婚式)」「福帯の儀(帯祝い)」。神受祭には、娘の元夫も参列してくれました。10年前に離婚してからも、娘が「子供たちにとっては大切なお父さんだから」と、大事につないできた縁です。みんなに祝福された門出の日。儀式中、お嫁さんは声を詰まらせながら感謝を述べ、お母さまも、私たち家族も終始涙、涙…。みんなの心が一つに重なっていることを感じました。 

先月、孫夫婦に、無事に女の子が誕生しました。「この子の名前を神様から頂きたい」と二人で決めたそうで、赤ちゃんも在籍。家族3人でしっかりと歩み始めています。 

いつでも偉光会館に参拝し、正しい生き方を学べるありがたさ。儀式を通して、家族の心が重なっていく不思議を、これまで以上に実感した今年。家族みんなで神と生きる人生はとても心強く、仕合せです。 

家族で「教え」を学び 「真理」で関わる家庭を家族で築く
 「人生」を全うし 「心の道」に良き因を残す 極意と申す
心(運命実体)で関わり 補い合って「生きる」人間は
    「真理」に悟りを得て 実体を修正できる
実体を修正し 高める環境こそが 魂休まる家庭にあると気付くべし
人は皆 「教え」に生きて 六つの花びら咲き誇る家庭を手にできる

家族で「教え」を学び
  「真理」で関わる家庭を家族で築く
 「人生」を全うし
   「心の道」に良き因を残す
             極意と申す
心(運命実体)で関わり
    補い合って「生きる」人間は
 「真理」に悟りを得て
          実体を修正できる
実体を修正し 高める環境こそが
   魂休まる家庭にあると気付くべし
人は皆 「教え」に生きて
   六つの花びら咲き誇る家庭を
             手にできる

『真実の光・神示 令和4年版』16ページ(中略あり)