No. 1289

突然の大病から救われた私
感謝の心から大きな奇跡が
(東京都KG/70代女性/主婦)

これまで病気らしい病気をしたことのない私。毎年受けている健康診断は、今年も異常なし。がん検査も大丈夫。その翌月、みぞおちの激痛に襲われ、肺炎が分かったのです。飲み薬で治療するうち、足が腫れ、まひが出て、立ち上がることさえできなくなり、大学病院に救急搬送されました。 

突然の告知にも心は冷静で

検査の結果は、肺腺がん。しかも、脊椎に転移があり、「1日も早く転移した骨を取らないと手遅れになる」と言われました。 

翌日は偶然、手術室が空いていて、何と当直医が脊髄外科の専門医。導かれるように手術へ。転移した背骨を半分切り取る大手術でしたが、大成功で、大きな神のご守護を感じました。 

人との出会いが豊かになって

病気になる前、神の教えを学んで気付いた「心の狭さ」。例えば、自分は心をかけているのに、相手には全く届いていない…。そんな時に、気持ちを引きずってしまうのです。神が言われる広く、大きな心、「感謝」の心が欠けていた私。その修正に努めていた矢先、病が分かりました。 

でも、不思議なほど心は冷静で、「なってしまったものは仕方がない」と落ち着いて受け止められました。しかも入院中、驚いたのは、同室の方たちから、「あなたって何か違う」「性格いいのね」と声を掛けてもらえたことでした。こんなふうに周りの人が寄ってきてくれるのは、人生初めての経験だったからです。 

重なり始めた夫婦の心

夫に対する心も変わりました。夫は我が道を行くタイプ。何の相談もなしに、大きな買い物をすることもたびたびで、私の中には、不満と諦めがいっぱい。時にはケンカになることもあったのです。 

それが病を機に、「おかしい」と思っても穏やかに伝えられ、何より気持ちを引きずらなくなりました。すると、夫からも優しさが…。「長生きしてほしいから」と言って、家事を手伝ってくれます。何でも話し合って進められるからか、ケンカはほとんどなくなりました。 

退院後、しばらくは歩行器で生活していましたが、間もなく回復。手術から一年がたった今は、車の運転もできるようになりました。医師は「こんなに良くなった人はあなたが初めて」とびっくり。しかも、「あなたのおかげで、まひが起きて2日以内に手術をすると、症状が残らない症例が確立できた。学会で報告したい」とまで。飲み薬も私の体に合っているようで、数値もどんどん下がっています。 

病気になったおかげで、心が大きく変われました。細かいことも気にならなくなり、相手を思う言葉が自然と出てきます。心はとても穏やか。今が一番仕合せです。

「教え」に気付きを得て 「真理」に生きる家庭を築く努力をする
 自然と 家族の気持ちは一つに重なり 互いに思いを語る会話が増える
人・物との出会いを 感謝心で受け止め 互いの運命が調和してゆく
 病気は 心を明るく保つことで 自然と遠ざけることができる

「教え」に気付きを得て
  「真理」に生きる家庭を築く
             努力をする
 自然と
  家族の気持ちは一つに重なり
    互いに思いを語る会話が増える
人・物との出会いを
       感謝心で受け止め
      互いの運命が調和してゆく
 病気は 心を明るく保つことで
     自然と遠ざけることができる

『真実の光・神示 令和4年版』71ページ(中略あり)