ある日、隣に住む次女に言われた言葉。「パパとママの関係、良くなったよね」。たったひと言ですが、とてもうれしかったです。
不用意な言葉で傷つけていた私
婦人科の手術をして、体調を崩した数年前。次女はふさぎ込んだ私を気遣って、声を掛けたり、手紙をくれたり…。それなのに、当時は心の余裕がなく、不用意な言葉で傷つけてしまったのです。海外に住む長女にも、同じ行動を取ってしまっていました。
体調が良くなってきた頃、娘たちに話し掛けたところ、嫌な話題だったのか、「もうその話はしないで!」とシャットアウト。それがあまりにもショックで、神の教えに照らして、自分の心を見詰めました。
「もっと」「ちゃんと」の心で
「夫との関係」これを最初に振り返りました。というのも、「おまえは、俺に何の関心もないんだな」と言われたことがあったからです。確かに無関心だったと思います。私が話し掛けると、必ずと言っていいほど否定されるのも、「夫のひと言ひと言を軽く聞き流してきた私」に原因があった…と気付いたのです。
夫の話を“もっと”聞こう。“ちゃんと”寄り添おう。その意識が、日常を大きく変えていきました。私が「きょうはいい天気だね」と言うと、以前なら、「あしたは雨だけどな」で会話終了。今は、「そうだよな」と返してくれ、会話が続くのです。共感してもらえるってこんなにうれしいんだ…と喜びをかみしめます。
夫婦仲が良くなってくると…
ある日、次女から「私、子育ての自信がなくなった…」と相談されました。孫が宿題をいつまでもやらず、提出日の朝になって「やる」と言い出したので、強く叱ったそうです。私は、娘と孫、二人の心に寄り添いたいと思いました。
孫に「ママがいろいろ言うのは、あなたのことが好きだからよ」「『宿題やらない!』だけだとママが心配するから、何でやりたくないのか話すといいね。ママも安心するからね」と言うと、素直にうなずいていました。娘にはとても感謝され、こういう親子関係になれたことが、素直にうれしかったです。
子供や孫を見て、「私はこの子たちに何を残していけるのだろう」と考えることが増えました。そのたびに、妻として、母として、「見られて恥ずかしくない生き方を残したい」と強く思います。
ただただ神の教えを学び 「教え」を通して 我が「心」を見詰めるのである
我が「家」の会話が深まり 広がり 我が「家族」の心がつながってゆく
「家庭」――
人(家族)の「心(魂)」重なり合って 人(家族)の「運命」磨くため
欠くことならぬ心の故郷と申す
我が家に神の教えを生かして 「和心」芽吹く家を築くべし
この思い(願い)深まるほどに 人の「心(魂)」は安定してゆく
ただただ神の教えを学び
「教え」を通して
我が「心」を見詰めるのである
我が「家」の会話が深まり 広がり
我が「家族」の心がつながってゆく
「家庭」――
人(家族)の「心(魂)」
重なり合って
人(家族)の「運命」磨くため
欠くことならぬ心の故郷と申す
我が家に神の教えを生かして
「和心」芽吹く家を築くべし
この思い(願い)深まるほどに
人の「心(魂)」は安定してゆく
『真実の光・神示 平成22年版』14ページ(中略あり)