No. 1197

「もうダメだ」と思った…
夫婦関係が瞬く間に好転!
(埼玉県YS/30代女性/主婦)

一昨年、結婚したものの、お互いの仕事の都合でしばらく別居。そんな中で妊娠が分かり、昨年、長崎で里帰り出産しました。 

仕合せいっぱいだった退院の日。埼玉から駆け付けてくれた夫とモメてしまいました。「あなたが信者にならないなら、息子だけでも信者籍を置いてやりたい」との私の発言に、夫は「邪険にされた。もう何を言っても分かってもらえない」と傷つき、心が離れていったのです。 

儀式で感じた神の実在

夫は埼玉に戻り、私はしばらく実家で子育て。慣れない育児でクタクタの中、夫を気遣うLINEを送っても返事は素っ気なし。「私たち、もうダメだ」。当時、本気でそう思うようになりました。 

そんな中で行われた、親としての自覚を深める神魂祭と、お宮参りに当たる神宮祭。夫は来てくれましたが、戦闘態勢のような雰囲気…。それでも、儀式で神に手を合わせていると、私の心にある思いが込み上げてきたのです。「息子の仕合せのために、ここからもう一度頑張りたい」。涙があふれました。不思議な話ですが、夫も同じ気持ちになったそうで、「初めて夫婦が同じ方向を向いた」と思えた瞬間でした。しかも、夫はこの日、自分から「信者になる」と言い、息子と信者籍を置くことがかなったのです。 

夫と教えを学び始めると…

その後、私は埼玉に戻り、家族3人の生活がスタート。しかし、ささいなことでまた大げんか。そばにいるのに、さらに心が離れたのです。 

「何で手伝ってくれないの!?」「私は24時間フルで動いているのに、あなたは寝る時間があるじゃない!」と心で責めて、責めて…。「私ってこんなに性格悪かったっけ」と自分にも腹が立ちました。それでも前と違ったのは、夫婦で偉光会館に足を運べたことです。毎回、必ず気付きがあり、行きの車内にはなかった「穏やかな時間」を、帰りは過ごしていました。数カ月たつと、行きも帰りも穏やかになったのです。 

夫にたくさんの「ごめんなさい」を伝えました。頼りないと思っていましたが、本当は、私の心の波を感じながらも寄り添ってくれていた、辛抱強い人。仕事で疲れているのに、私に差し入れを買ってきてくれる優しい人…。「ごめんなさい」は、「ありがとう」に変わっていきました。

私たち家族が味わっている奇跡

夫は、初めて「親の会」に出席した時、「自分の課題が多過ぎて、何から手を付けたらいいか…」と言っていましたが、今、本当に明るくなりました。まだまだ小さなけんかはしますが、1時間後にはお互い反省して、切り替えられていることに驚きです。 

今年の初節句には、両家の親が我が家に来てくれました。家族みんなで息子を囲んで、成長を喜び、笑顔で過ごせている奇跡…。以前は、「離れた方がお互いのため…」と考えていた私たち。この一年を2人で振り返って出てくる言葉は、「やっぱりそばにいるって大事だね!」。たった数カ月で「笑顔いっぱいの我が家」に変えてくださった神に、心から感謝しています。

家庭は 夫婦二人の「運命」を 重ね 補うことで 「心の道」を太くつなぐ所(環境)
「教え」が 夫婦二人の心(運命実体)を一つに重ね 迷う思いを消す
 夫婦の心の重なりが 家族の人生を「正道」へ導く
 「心の道」に良き因を残す 「和のある家庭」の姿(真実)が ここにある

家庭は 夫婦二人の「運命」を
       重ね 補うことで
  「心の道」を太くつなぐ所(環境)
「教え」が
  夫婦二人の心(運命実体)を
     一つに重ね 迷う思いを消す
 夫婦の心の重なりが
     家族の人生を「正道」へ導く
 「心の道」に良き因を残す
  「和のある家庭」の姿(真実)が
             ここにある

『真実の光・神示 令和3年版』78ページ(中略あり)