No. 1121

何でも妻のせいにする夫
イライラの毎日が一変!(妻編)
(青森県TT/50代女性/りんご農家)

何でもかんでも、私のせいにする夫。車のスピード違反で捕まると、「隣に乗っていたおまえのせい」。何かに頭をぶつけても、「おまえのせい」。私の中には、「はあ? 何で?」という感情が蓄積されていきました。 

半面、私が仕事で遅く帰ると、夕食の準備をしてくれている優しい一面もあります。でも、「自分が早く食べたいから、作ってるんでしょ」と、素直に感謝できないのです。「この感じ方を直したい」。今年は、それを祈願していました。 

素直になれない自分を変えたい 

ある日、夫がいつものように夕食を作ってくれていました。「ありがたいな」その時は、素直に思えました。ところが、その直後、夫にメールが。「行きつけの居酒屋から飲みに来てって言われたから、行く」「はあ? 何でこの時間から?」。たまりにたまった感情が爆発してしまいました。 

夫は出掛けていきました。悲しさも、寂しさも、心の底から祈願していると、「悪気はないんだ、人がいいんだ」と心が軽くなりました。夫に「本当は私、寂しかった」と伝えたら、その気持ちを受け取って、家にいてくれるようになったのです。 

心が変わるといつもの風景が… 

そのまたある日、夫がテレビで野球を見ながら、大きな声を出しています。「静かにして!」心のつぶやきが口からも出る。その後、こっそり反省するのがいつもの私。ところが、この時は、無邪気にはしゃぐ夫の姿に、仕合せを感じたのです。心が変わると、いつもの風景も違って見えるとは、このことだと思いました。これが「居心地の良さ」と言うのでしょうか。 

夫の言葉は、いつも「行ってくるじゃ!」と乱暴だったのに、「行ってくるねー」に変わり、私の支度が遅くても、「いいよ~ゆっくりで」。その言葉の優しさ。心が温まります。たまに優しいのではなく、いつも優しい夫。「おまえのせい」と言われることもなくなり、夫も変わったなと思います。 

「心が重なった」と感じた瞬間 

夫と私の誕生日は、1週間も違いません。離れて住む娘が、それぞれにお祝いのメールをくれました。「今年はプレゼントが渡せずにごめんね」と。「ありがとう。あなたが元気なら、それが一番のプレゼント」と、何と夫婦で同じ内容を娘に返していたことが分かりました。夫と心が重なっている気がして、とてもうれしかったです。 

とことん短気で、待てない夫。それをとことん責めて、許せない私。そんな2人が共に歩むことができる仕合せ。穏やかに過ぎていく毎日があります。不思議なことに、何十年も悩まされていた耳鳴りや鼻炎が治まり、薬を飲まなくてよくなりました。子供たちに、「こんな夫婦になりたい」と思ってもらえる私たちを目指しています。

※既に公開中の、この方のご主人からの「喜びの声」も、併せてご覧ください。

 

「真理」を学び 教えを我が家に生かすなら
    自然と家族の思いが重なり合って 「心(魂)」安らぐ家と生(な)る
我が身(人生)の分 立場をよく悟り 家族に我が「思い」を語るべし
 この思い(信念)が深まるほどに
    家族の心(愛)が見えてきて 「生きがい」手にする人(人生)と成る

「真理」を学び
 教えを我が家に生かすなら
  自然と家族の思いが重なり合って
  「心(魂)」安らぐ家と生(な)る
我が身(人生)の分 立場をよく悟り
    家族に我が「思い」を語るべし
 この思い(信念)が深まるほどに
    家族の心(愛)が見えてきて
  「生きがい」手にする
          人(人生)と成る

『真実の光・神示 平成25年版』11ページ(中略あり)