No. 1894

風通しの悪い関わりが一変
心地よさを感じる夫婦に

(栃木県HM/60代女性/パート) 

2月のある朝、突然、ひどい目まいに襲われました。それでも予定があったので、支度をしようと洗面所へ。そこで、視野の欠けに気が付いたのです。何度まばたきをしても、左半分しか見えません。どうしたのかな…。不安がよぎるも、「そのうち治るだろう」と気を取り直して外出。翌日は愛猫が亡くなったこともあり、自分のことなんて、考えもしませんでした。2日後、ようやく病院へ。脳神経外科でMRIを受けると、左後頭部が真っ白。脳梗塞で、緊急入院することになりました。

生き方を振り返る機会に代えて

「血栓が飛んだ場所が良かった。少しでもズレていたら、障害を起こしていた」。医師の言葉に、神が守ってくださった…と胸がいっぱいに。けれど同時に、反省でした。今回の脳梗塞は、16年前に起こった心房細動が原因です。夫や息子が気に掛けてくれても、これくらい大丈夫と、自分を過信していた私。何でも話し合っているつもりで、自分の思いを通していたと気が付きました。「これは言わないでおこう」と黙っていることもあったのです。風通しの悪い関わりが見え、このままでは駄目だと思いました。 

絶対安静だった入院中、気付きはさらに深まりました。毎日面会に来てくれた夫、他県から駆け付けてくれた息子、洗濯物を運んでくれた姉やめい…。「ありがとう」だけでなく、「疲れてない?」「必要な物があるんだけど…」。案じる思いもお願いも、何でも素直に伝えると、みんなが気持ちよく応えてくれます。「周りの支えがあるから生きていける」。そう実感するほど、「私も家族の“心”を大切にしよう」という決意が強まりました。 

“心の交流”が図れる安心感が

自分の都合を押し付けず、夫に思いを聞いてみよう。退院後は、そこから意識することに。外出の予定も、「どうかな?」「どうしたい?」。先入観を持たずに尋ねれば、夫も、「そうだね」「この方がいいんじゃない」などと返してくれます。「黙っておこう」は見事に消えて、気持ちがつながっている安心感に包まれました。あっ、これだ! “心の交流”ってこういうことなんだと、深く納得したのです。 

代を重ねるほど、仕合せを手に

実は、私と同じくらいの年に、父は心不全で亡くなりました。けれど今、私は後遺症もなく、すっかり回復できています。その上、義姉たちとの関わりも増えました。私の実家も、夫の身内も、大切な“家族”。夫と気持ちが重なるにつれ、そんな思いも深まっています。心が変わり、生き方が変わり、人生が大きく引き上げられていく。ご守護を身をもって体験した者として、この喜びを皆さんに語っていきたいです。 

運命・実体(こころ)で生きる人間は
    実体を高めることで
      運命に重なる人生が歩める
 その実体は
   家族との関わりの中で 身に付く
実体を修正し 高めるためには
    家族で「教え」を学び
     「真理」で関わる家庭を築く
 自然と
  家族の心は重なり 会話も深まり
       真実の愛が家族をつなぐ
 病気 事故・災難を呼び込まない
          家庭と成ってゆく

(令和7年10月23日〈中略あり〉)

※実体;親、先祖から受け継ぐ、気質、体質、性格。また、成長過程で身に付けていく、物の見方や感じ方のこと。実体には、良いものと悪いものとがあります。悪い実体を修正するほど、自分の良さが光り、喜び多い人生を歩めます。詳しくは、『生命の歩み』127ページで確認しましょう。