(秋田県JC/60代女性/主婦)
結婚してから14年。健康面や身内のことなど、問題もいろいろありました。しかし、何があっても夫婦で支え合い、乗り越えてきた人生。周りからも、「いいご夫婦」「私もあなたたちみたいな家庭を…」と言っていただいてきたのです。ところが、今回ばかりは…。今年で定年を迎える夫に、延長雇用の話が出た日から始まった愚痴。毎日毎日、帰宅すると、「同僚が…」「体がきつい…」とこぼすのです。しかも、せっかく「もう少し頑張ってみたら…」などと伝えても、「そんなこと言ってほしいわけじゃない!」「指導するな!」。しまいには「一人になりたい」と、近くの温泉に出掛けてしまう…。正直、私の方がなえそうでした。
心に寄り添うとは…を知って
「どんなときも夫婦の心を重ねること」。そう思い、神の教えを学び続けていたある日、「信者心の基勉強会」で、大切なことに気付いたのです。「夫の心に寄り添いたい」と思ってはいても、心の奥にあった、「またその話?」「だったら辞めれば」という気持ち。責めたり、面倒くさがったりしながら、形だけ励ましても、夫の心が明るくなるはずがなかったのです。つらい気持ちを、本気で分かろうとはしていなかった…。「夫に寄り添える自分になりたい」と、心底思いました。そして、一人で外出を繰り返す夫に、一時離れた方が楽になれるのなら…と、思い切って尋ねてみたのです。すると、我に返ったように、「そんなつもりはない。そこまで思わせちゃってごめん」と。本音を語り合えるようになったのは、この時からです。
夫を苦しめていたのは、「自分を分かってもらえない」という気持ちだったようです。思ったことをポンポン口にする私と違って、夫はじっくり考えるタイプ。なのに私は、夫の返事を待てないのです。だから、「何を考えているのか分からない」と問い詰める。何て冷たい妻だったのだろうと反省しました。夫の気持ちを理解したい、そのためにも、待てる自分になりたくて祈願。求める気持ちが出そうになると、また祈願。表情も見ないで、思うことを言っていた私が、夫の顔を見ながら、ゆっくり話すように。「大変だよね」「無理しないで」など、いつしか、気持ちに寄り添う言葉が増えました。こうして、徐々に元の穏やかな夫に戻り、延長雇用の話も感謝でお受けしたのです。今、毎朝、笑顔で出勤しています。
父母から受け継ぐ生き方も改善
今回の件でハッとしたことがありました。知らず知らずに、親と同じ道を歩んでいる自分に気付いたのです。口数の少なかった父の気持ちが分からず、満たされない思いを抱えていた母。それが、私といても安らげなくて、出掛ける夫の姿と重なりました。親、先祖から、良いものも、悪いものも、受け継いでいる私たち。だから、「悪いものに流されないためにも、感じ方を見詰め直していこう」。あらためて、夫婦で誓い合いました。神の教えを学ぶたび、「この受け止め方、忘れていたね」「答え合わせができて、良かったね」と共有しています。「あなたがいるから…」と、互いの存在に感謝を伝え合う日々。結婚15年の節目を前に、ますます強くなった夫婦の絆。二人で学んでいればこそ、お互いの感じ方を修正でき、感謝し合える関係に戻してもらえる。それが、どんなにありがたいことか知れません。



――二人の出会いに思い(感謝)を重ね
先(未来)の人生に夢を持つ――
夫婦二人で「教え」を学び
家庭に生かす努力はいかに
「教え」が
夫婦二人の心を一つに重ね
迷う思いを消す
夫婦の心の重なりが
家族の人生を「正道」へ導く
「心の道」に良き因を残す
「和のある家庭」の姿が
ここにある
『真実の光・神示 令和3年版』78ページ(中略あり)


