(千葉県HT/70代女性/主婦)
突然、右半身に激痛が走ったのは、昨年末のことでした。折しも夫と旅行中で、帰宅後、すぐに整形外科へ。そこでは原因が見つからず、かかりつけの内科に向かったのです。血液検査の結果、アミラーゼが通常の4倍近くあると分かり、再検査をすることに。病の可能性を指摘され、鎮痛剤も効かず、どうしても不安が募りました。
自分では気付けなかったことが
「心と体は連動している」。いつも勉強会で学んでいます。では、私の“心”は健康だった…? 神示に触れながら、振り返っていきました。そうして思い出した出来事が。旅行中、夫が私を案じて、「ここにいてね」と言った時のことです。せっかちな私は、待てずに痛む体で動き回り、ようやく見つけた夫に向かって、「どこにいたの? 探したよ」。「『探したよ』ではないでしょう。『ここにいてね』と伝えたのに」。そう言われても、「私は悪くない」と意地を張り、謝りもしなかったのです。
そういえば、夫に謝ったことってなかったかも…。これまで気が付かなかった、自身の“我の強さ”。「私にはこんな一面があったのか」と、目が覚める思いでした。もっと素直になりたいと、何度も祈願。翌朝、思い切って伝えました。「あの時、『ごめんなさい』が言えなくて、本当にごめんなさい」と。「本気で心配したんだよ。トイレで動けなくなっているか…と思ったんだから」。夫の言葉が、温かく心に染みてきます。痛みがすうっと引いたのは、その後のことでした。
ご守護の中で見つかった病
不思議とアミラーゼも正常値になり、「意味が分からないね」と医師。しかし、何となく気掛かりだった私は、もう少し調べてもらうことにしたのです。過去のデータも見ていただき、分かったのは腎機能の低下でした。「普通、この段階では見つからず、気付いた時には透析です。今なら、食事に気を付ければ現状維持できますよ」。医師の言葉に大きなご守護を感じました。
診察や、栄養指導が続いたこの時期。夫は、「あなただけでは心配だから」と、常に付き添ってくれました。しかも、私のために、塩分控えめの食事まで作ってくれるのです。以前なら、「自分でできるから」と言っていたはず。でも、素直な心で…と祈願していると、「ありがとう!」も「ごめんね」も自然と言えます。夫のために元気でいたいと、体力を考えて外出するようにもなりました。
かつてない喜びを味わって
思えば、親子の縁が薄かった子供時代。経済的には豊かでも、家庭のぬくもりも、家族の会話も知らずに育ちました。神と出会って、「家庭の築き方」を知り、人生が大きく変わった今。“一番大切な人”である夫と一緒に、「きょうも楽しかったね」と言い合える一日を、大切に過ごしていきたいです。



感謝心が支える出会いは
互いの運命が重なり 補い合う
病気 事故・災難を呼び込まぬ
人間の心が ここにある
家族で「教え」を学び
「真理」で関わる家庭を築く
努力を欠いてはいけない
健康は 家族に愛情をかけ
仕合せを求め合う家庭で生まれる
心が豊かになるほど 体調も整い
心身ともに守られる
『真実の光・神示 令和5年版』94ページ(中略あり)



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