No. 1478

きっかけは妻のがん
信者になって変わった人生

(佐賀県YH/50代男性/会社員) 

2年前、突然見つかった妻のがん。子宮の検査で撮ったレントゲンで、たまたま大腿骨に影が写っていたのです。医師が「よくこれが写ったね」と驚くほどで、妻は「神のご守護の中で見つけていただいた」と言いました。確かにそうかもしれない…。しかし、当時の私は信者ではなく、大きく心が動いたわけでもありませんでした。 

初めて顧みた「自分の生き方」 

「参拝したい」という妻を車に乗せて、偉光会館へ。一緒に中にも入り、職員と話した時、こう言われたのです。「病は奥さまだけの問題ではありません。ご夫婦で乗り越える問題」。その言葉が心に残った私は、すぐ信者籍を置きました。 

正直、神頼みのような感覚もありました。そんな私が勉強会に出席して、初めて顧みた「自分の生き方」。仕事に前向きに一生懸命打ち込んで、しっかり稼いで。それが家族の仕合せに直結すると信じていたのに、実際は…その逆。心も体も不安定になった妻を見ると、「正しい」と思っていた「自分の生き方」がいかに間違っていたか、思い知らされた気がしました。 

家庭、健康、仕事…が次々好転 

神が「大切に」と教えてくださる“家庭”に目を向けず、「家族と時間を共有する」という思いすらなかった30年余り。まずは妻との時間を大切にしようと決めました。病院に付き添うのも、ただ送迎する感覚ではなく、「君のことが心配だから」そんな思いで…。妻は「こんなに思ってくれていたんだね」と喜んでくれました。でも、その妻との時間、本当は私の方が仕合せを感じていたように思います。 

最低4週間と言われた妻の入院は、術後の経過が良かったおかげで、2週間で終了。抗がん剤や放射線治療もせずに完治しました。体調面はもちろん、心も元気になった妻。落ち込みやすかった部分が出なくなり、大変穏やかに過ごしているのです。 

そして私にも、妻に負けず劣らずの変化が。家の中だけでなく、仕事でも、親子ほど年が離れた若手との縁が深まって、とても良い雰囲気なのです。「何でも自分がやる」という思いだけだった私の心に、「みんなでやろう、助け合おう」という感覚が生まれてきたからだと思います。 

信者になって180度変わった私たち夫婦の人生。神の教えが、仕合せな人生の道しるべになってくれているおかげです。「信者になって本当に良かった」。今、私の心は感謝でいっぱいです。 

より

「信者になるのは、おまえが死んだ後」と言っていた夫。生粋の九州男児で、頑固一徹な人でしたが、信者になって本当に変わりました。私を気遣う言葉を掛けてくれて、何かあっても責めない優しさも…。そんな姿に感化されて、私も、夫の気持ちを柔らかく受け止めようと努力中です。仕事で疲れた夫の心が癒やされる家庭を目指しています。

「教え」を家族で学び
   「真理」で関わる家庭を築くべし
 「教え」が家族の心に気付きを与え
        「実体」は修正される
 自然と
  家族を思う心(感謝心)が芽吹き
    病気 事故・災いが消えてゆく
「教え」に生きる家庭には
   必ず六つの花びらが咲き誇り
             栄えてゆく

『真実の光・神示 令和4年版』44ページ(中略あり)

※六つの花びら;神が人としての仕合せを六つの花びらに例えてお教えくださった、基本真理の一つ。夫・妻、男女の子供、健康、職業、生活、希望の六つに恵まれることが、人としての仕合せなのです。六つの花びらは、順にかなっていきます。夫婦が仲良く暮らすと、親子の仲も良くなります。そのような家庭を築けると、健康に恵まれ、人の役に立とうという意欲も枯れません。社会で活躍できるので、生活に困ることもなく、大きな希望を持って人生を歩めます。詳しくは『生命の歩み』84ページで確認しましょう。