介護

70代

夫が残してくれた
心が通い合う家族
(石川県ES/70代女性/パート)

今年1月に、夫を見送りました。がんで入退院を繰り返していた夫は、家族みんなの意向で自宅療養に。全員の心が一つに重なる中、明るい毎日を過ごすことができました。でもそれは、我が家にとって決して当たり前ではなかったのです。 家族がバラバラだった理...
50代

大嫌いだった義父なのに…
出会えた仕合せに感謝!
(京都府KN/50代女性/主婦)

義父母と同居したのは26年前。義父は、気性が荒く、365日、お酒とたばこ漬け。がんで闘病中の義母の前でもたばこを吸い、強く当たる光景を目にしては胸が痛み、義父が嫌いになりました。義母が亡くなった時には、「お義父さんが大事にしてくれていたら…...
60代

「大変」と思っていた介護
お互い「笑顔」の日々へ!
(静岡県TA/60代男性/会社員)

「介護は大変」と思っていた4年前。80代後半の父が要介護5と認定され、その後、紫斑病という難病も発症したのです。 父への接し方が分からない… 体力も気力も使う毎日。妻が快く協力してくれるものの、負担を掛け過ぎるわけにもいきません。父は記憶が...
60代

拭えなかった父への思い
確かに感じた家族の絆
(長野県TY/60代女性/調理師)

会社を営む両親は、私が幼い頃から多忙を極め、家ではほとんど会話がありませんでした。「家庭とはそういうもの」と思っていた私。信者になって、「家族の会話が大切」と学んでも、どうすればよいのか分かりません。家を出て、仕事に打ち込む日々は充実感があ...
40代

長年、父が大嫌いだった私
心が変わって味わう仕合せ
(北海道CF/40代女性/無職)

身勝手で短気。そんな父が大嫌いでした。幼い時、両親がけんかをすると、父は「パパとママが離婚したら、どっちに付いてくる? パパだよな?」と何度も聞いてきました。「ママ」と言えばけんかになるのは、幼心でも分かったので、「けんかはどっちも悪いから...
70代

40代で倒れた夫と歩む人生
不思議なほど仕合せな心
(宮城県AO/70代女性/無職)

夫が仕事中に倒れたのは、23年前のことでした。当時47歳。もともとあった脳静脈奇形が破裂したのです。一命は取り留めたものの、左半身にまひが残り、日常生活が困難に…。夫は、子供たちの面倒を見ながら、家を守ってくれるようになりました。娘は8歳、...
60代

認知症の義母が元気に!
「家族一丸」が生み出す力
(長野県YK/60代女性/主婦)

97歳になった義母は、認知症ではあるものの、まだまだ元気。その義母が今年に入り、何度も転倒。手首、鎖骨、肋骨(ろっこつ)の骨折、背骨の圧迫骨折…と立て続けに負傷したのです。 夫婦で心に寄り添って 「高齢で骨折すると、内臓も弱って歩けなくなる...
50代

限界を感じていた介護生活
どこを切り取っても感謝に
(愛知県HA/50代女性/無職)

これまで病気知らずだった母が突然、脳梗塞で倒れた7年前。医者からは「かなり重症」と告げられ、現実を受け止められないまま、私の介護生活は始まりました。 何とか退院できたものの、右半身まひと失語症が残った母と2人の生活は、一緒に階段を上るだけで...