No. 1018

乗り越えた妻の命の危機
100%の仲良しを目指して
(茨城県TK/70代男性/自動車販売)

結婚生活50年。病気一つしない健康体の私と違い、妻は、病院と縁が切れない人生でした。集中治療室に運ばれたことは一度や二度ではありません。子宮の摘出、30年間の人工透析、さらに不整脈にも常に悩まされていました。

その妻が、昨年、転倒して腰を骨折。寝たきりの入院生活がたたったのか、床ずれができ、血流の悪さから足の指に腫瘍が発生。「このままでは切断」と宣告されたのです。

祈願するうちに大きな気付きが

「車椅子の生活は避けられない」とも言われ、何としてもふびんな妻を救っていただきたいと祈願。神の館へも何度となく通い続けました。そんな中でも、自分も、妻も、二人そろって心が前向きでいられていることに気付き、感謝が込み上げた次第です。

私たち夫婦は、けんかがほとんどなく、大変仲が良いです。ところが、100%心が通い合っているかといえば、違いました。「都合の悪いことは言わない自分」がいることに気付いたのです。

見る見る良くなる妻の状態

そんな反省心を抱えつつ、入院中の妻に、毎日毎日、電話しました。いろいろ話して、妻の話もいろいろ聞くうちに、新婚時代に戻った気持ちになれて、神様がこの機会を与えてくださったと感じました。

不思議とこの頃からです。妻の体調に変化が見え始めました。車椅子で退院。それだけでなく、耳元で大きな声で言わなければ聞こえなかった会話が、通じるようになったのです。日増しに、車椅子から立ち上がる回数も増えました。ある日、2人で偉光会館に参拝した後、妻が「階段、自分で歩いてみたい」と言うのです。驚きで耳を疑いました。

それまで階段を上るときは、階段昇降機を使っていましたが、その日から、妻は自分の足でゆっくり上り始めました。そして、それ以来、普通に上り下りができるように。退院してたった2週間で…です。

無駄なことは一つもない

心配していた指の切断も免れ、徐々に足の腫れが引き、腫瘍まで良くなり始めているきょうこの頃。しかも、30年苦しんできた不整脈が全く出ないのです。

今に満足、きょうに感謝」。昔は言葉だけの理解だった、この神示の意味が、よく分かります。有限人生、あとどのくらい2人で一緒にいられるか…と考えると、一日一日がとても大切で、朝起きた時、お互い「生きている」ことにまず感謝が湧くのです。

単なる仲良し夫婦ではなく、本当の夫婦になれた今回の出来事。日々起こることに何一つ無駄はなく、いつも神に心を向けていれば、気持ちがびくともしないと強く思います。これからも夫婦で教えを軸に、夢を持って生きていこうと、心は明るいです。

夫婦で「教え」を学び 会話のある家庭の姿を知り
    夫婦二人で「教え」に生きる努力を重ねる
二人で歩む人生 折々に起きる出来事全て
    「教え」に気付き 悟りを得て 二人で声掛け 支え合って乗り越えられる
 出来事の一つ一つが 全て良き体験となり
    「家庭」のあるべき姿(方針)と成ってゆく

夫婦で「教え」を学び
    会話のある家庭の姿を知り
  夫婦二人で
    「教え」に生きる努力を重ねる
二人で歩む人生
  折々に起きる出来事全て
   「教え」に気付き 悟りを得て
  二人で声掛け
      支え合って乗り越えられる
 出来事の一つ一つが
    全て良き体験となり
  「家庭」のあるべき姿(方針)と
             成ってゆく

『真実の光・神示 平成31年・令和元年版』101ページ(中略あり)