「仕合せになるには、学歴や資格が必要」大学進学も一級建築士の資格取得も、親の反対を押し切り、努力でかなえました。ところが体を壊して、にっちもさっちもいかなくなったのです。その後、縁あって教員の道に進んだものの、一人息子は小学生の時から不登校。周りから、「教員の子なのに」「夫婦の問題でしょ」などと言われ、随分つらい思いをしました。神のことは大好きで、教えも学んでいましたが、「私の人生に対する答えはない」と思えてならなかったです。
ちゃんと見つかった答え
4年前、地元に偉光会館を頂いた時、開所式の神示が心に深く響きました。「姿、形を追い求め、『運命』を見ずに、心迷い、悩んでゆく」。「これは私のことだ」…。「信者心の基勉強会」の存在も大きく、「自分の心がどう動いたか」考えてもいなかったことに着目するようになりました。「学校に行かせなきゃ」「通うなら良い所に」と、常に「状況の改善」を考えていたけれど、「息子の心」には向かなかった親心。状況が変わらない理由がここにあったのだと、受け入れられたのです。
「今の言い方は息子を責めてるな」「妻を否定してる」。自分の心の動きに敏感になり、安定を求めて必死に祈願。口から出る言葉が、「こうしろよ」「そんなの何かの役に立つのか」から、「どうする?」「そうだね」と変わっていきました。そこから連動して、息子の表情が落ち着き、明るくなっていくのがはっきり分かります。私が疲れているときは、「俺を頼って!」と言ってくれ、頼もしさが出てきたとうれしくなりました。
しかも今、少しですが働けるようになったのです。研究心が旺盛で器用な息子は、物を修理する仕事のお手伝いに行っています。どうやら「プロ並みの技術」と褒めていただいているようで、息子の表情に自信がみなぎってきました。
こだわりの抜けた心で
やっとここまで来られました。神が言われることはずっと同じで、シンプルで。私が求めていた人生の答えは、ちゃんと神の教えにあったのです。
空を見上げても、道端に咲く花を見ても、ただただ感動し、心が落ち着きます。毎日が苦しく、必死にもがいていた過去はどこへやら。今、生きることが本当に楽です。「神の教えはこんなに簡単。でも、こんなに仕合せになれるんだよ」と、周りに伝えたい思いがあふれてきます。
自ら「教え」に気付きを得て 心を正す努力をする
自然と 言葉や態度に 明るく優しい薫りが漂う
その時 「心」は「運命」に重なり 信頼し 支え合う気持ちが 家庭に芽吹く
人間は 「運命」の力で 重なり 補い合う環境に 心明るく 強く「生きる」人と成る
自ら「教え」に気付きを得て
心を正す努力をする
自然と 言葉や態度に
明るく優しい薫りが漂う
その時 「心」は「運命」に重なり
信頼し 支え合う気持ちが
家庭に芽吹く
人間は 「運命」の力で
重なり 補い合う環境に
心明るく
強く「生きる」人と成る