「奇跡の縁」を感じながら
後悔しない人生を送る
(横浜市TO/60代女性/音楽講師)

「悔いのない人生」とは、「思い通りの人生」ではなく、「振り返った時に、全ての出来事を『あれがあったおかげで…』と、感謝で受け止められる人生」。勉強会でそう学びました。36年前から始まった私の信者人生、振り返るといろいろありましたが、本当に悔いはありません。

受け止められないのが苦しい

97歳の母、夫、私の3人暮らしの我が家です。夫は20年ほど前、うつ病とアルコール依存症で入院。その後、アスペルガー症候群(発達障害)や強迫性障害と分かりました。アスペルガーは、知的な面で発達の遅れはありません。「夫は、ちょっと変わった人」と思っていましたが、医師の「よくここまで頑張ったね。生きづらかっただろうね」という言葉を聞いて、「そんなに大変だったんだ…」と涙が出ました。

ただ、夫の行動は、私の価値観では受け止められないことばかりでした。急な予定変更でパニックになる、何回も同じことを繰り返し聞く、ストレスからか大声を出して荒れる…。私自身、恐怖におののき、自分でも信じられないほど感情的になりました。家族はいても一人になりたくて、心は孤独でした。

自分軸から相手軸へ

だから、人一倍、神が言われる「魂が安らぐ家庭」を求めて教えを学んだのです。少しずつ、夫の症状が落ち着いていきました。今年、私が特に意識したのは「自分ファーストは禁」。「心の歩みnote」の課題の一つですが、大きな気付きがありました。

家族を支えるべく、仕事にまい進。でも、家で待っている母や夫の気持ちなど、考えたことはありませんでした。まさに、自分ファーストだったのです。そこに気付いたのと同時期、パーキンソン病で歩行が難しくなっていた母が、右足の付け根を骨折。全く歩けなくなり、車椅子生活になりました。食事もトイレも、全て寄り添っての介護が始まりました。

夫は、デイサービスの見送りやお迎えを必ず手伝ってくれ、運転手さんや職員さんに「よろしくお願いします」と声を掛けています。調子に波はありますが、苦手な雨の日も、猛暑の日も、文句一つ言いません。夫の心こそ、相手ファーストでした。

「ありがとう」が飛び交って

その感謝が湧いてきたら、夫の心が見えてきました。「今は不安だから、何回も言うんだな」などと、不思議と分かるのです。だからでしょうか、夫のわーっと大声を出すような症状が落ち着いています。

「お義母さんのお世話、ご苦労さま」「おいしい夕飯ありがとう」と言ってくれる夫の笑顔が、とてもすてきです。私も、そうだ、そうだとハッとして、「ごみ出しありがとう」と返します。不安症状が出て、ごみ出しすらできなかった昔の夫を思うと、こんなやりとりができることが奇跡です。

母は母で、「苦労掛けてごめんね。ありがとう」「娘にやってもらえて仕合せだわ」と優しい言葉を掛けてくれ、慣れない介護も苦になるどころか仕合せです。母、夫、私。この3人が「家族」でいられるのは今生だけ。「奇跡の縁」と心から思います。

魂安らぐ家を願い求めて 人生歩む
    自然と 神の教えが心に残ると申す
教えは「真理」 ただただ心かけて実践すべし
 実践重ねるほどに 会話も増えて 存在通して 支え合える家となる
神の手の中 家族の心導かれ 縁を深めて その家は栄える

魂安らぐ家を願い求めて 人生歩む
  自然と 神の教えが心に残ると申す
教えは「真理」
    ただただ心かけて実践すべし
 実践重ねるほどに 会話も増えて
   存在通して 支え合える家となる
神の手の中
  家族の心導かれ
    縁を深めて その家は栄える

『真実の光・神示 平成18年版』181ページ(中略あり)

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