去年から始めた、物流会社でのパート。広い倉庫の中で、商品を集めていく仕事です。慣れた頃、厳しい上司のいる部署に異動になりました。質問すると、「説明したでしょ!!」とそれはもう、倉庫中に響き渡る声で叱られます。名前を呼ばれるだけで体がビクッ。耐えられず退職する人まで出てきて、この上司がいなければ平和なのに…と思っていました。
この苦しさから抜け出したい!
好転のきっかけは、息子と一緒に出席した「実りの集い」でした。「相手のいいところを探そう」と聞いて、「上司の良さなんて興味ないし、知っても好きになれない」と思う自分は、素直に学んでいない証拠。いい大人なのに。いや、いい大人だから出るこの感覚を修正しようと思いました。
「怖い。できれば関わりたくありません」と神に願ってばかりでしたが、「上司の良さが見える自分になりたい」と祈願しました。同僚の中には、「関わらなければ害はない」と言う人もいましたが、ある日、思い切って「お疲れさまです。明日は良いお休みを」と伝えてみました。すると、「ありがとう」とニコッとしてくれたのです。
確かに感じた神の応援
徐々に、本当に徐々にですが、挨拶を明るく返してくれるようになっていきました。それだけでなく、上司が床掃除をする姿、そっとゴミを片付ける姿など、これまで見たことのない場面になぜか遭遇するのです。神が、私に上司の良さを見せてくださっているとしか思えませんでした。
そんなやりとりの中で、ようやく気付いたことがあります。私も、家では「は?」とか「え!?」など、平気で冷たい言葉を使っていたのです。自分のことが見えたら、今度は上司の見方が変わってきました。「立場があるから、言いにくいこともしっかり伝えないといけない。それで厳しい言い方になるのだろう」。そのおかげで、何十人もいる私たちパートが、安全に、効率よく働けていることに、感謝が湧いてきました。
「お役に立つぞ!」の心で
この前、上司が新しい仕事を親切に教えてくれて、本当にびっくりしました。帰り際にちょっとした雑談をすることもあり、短い会話でも心の距離が縮まっています。
上司に名前を呼ばれると、「はい、何でしょう!」と勢いよく振り向く私がいます。注意されても、「次は気を付けよう。もっとお役に立ちたいから」と落ち込みません。それに…我が子が友人関係で悩んだ時、「その子もいいところがどっかにあるよ、探してごらん!」と、自信を持って言えるようにもなれました。一年前の自分では考えられない大変化を味わっています。
「教え」を学び 「真理」に気付きを得て 「人生」をゆく努力をする
人との出会いが 広がり 深まり 「人生」が楽しく 「夢」多いもの(時代)となる
仕事は 職務 職業と捉えずに 奉仕心が育む出会いと悟るべし
人との出会いが生きるところに 職務 職業が活(い)かされる
「教え」を学び
「真理」に気付きを得て
「人生」をゆく努力をする
人との出会いが 広がり 深まり
「人生」が楽しく
「夢」多いもの(時代)となる
仕事は 職務 職業と捉えずに
奉仕心が育む出会いと悟るべし
人との出会いが生きるところに
職務 職業が活(い)かされる