No. 954

昔も今もバラ色の人生
でも、決定的に違うのは…
(東京都RK/50代女性/パート)

9歳の時に信者になってから、ずっと「仕合せな結婚ができますように」と、七夕の願い事のような祈願をしてきた私。青春時代は楽しく恋愛し、仕事にも友人にも恵まれ、まさにバラ色でした。それなのに、40代になっても私だけ独身…。なぜ? 自分の何がいけない?と思い始めていたところに、出会ったのが夫でした。

『生命の歩み』で修正した心

結婚相手は芸能人みたいなイケメンで、体育会系希望。神はいつか、理想に近い方と引き合わせてくださると思っていたのに、夫は三枚目の理系…。「私の好きな服装じゃない」などと思う自分がいて、心の汚い部分が出ている気がしました。

その頃、職員に『生命の歩み』を薦めてもらい、素直に心が動きました。どのページからも伝わる「心」の大切さ。「この人は、どうしてそういう服を持っているのかな」と、相手の「心」を見る質感が生まれてきたのです。書籍でこんなに気持ちが動いた感覚は初めてでした。

そこからの修正力も、すごいものがありました。例えば、プレゼントでアクセサリーを頂いた時、自分の趣味じゃないと身に付けなかったのに、選んでくれた気持ちに思いを馳(は)せて、それに合った服を着たり、「こういう人からもらったんだよ」と言ったり。人や物を大切にできる自分に変わっていったのです。

「喜びの声」で深まった気付き

やがて結婚。今年の春には、夫の「喜びの声」を掲載していただきました。実はその時、私も「主人が穏やかに過ごせる家庭をつくっていたかな?」と、反省したのです。夫の心がまあるくなることをしようと気持ちが深まり、ある日、こたつをぬくぬくにして、温かいスエットを準備して帰宅を待ちました。夫はもう、驚くほどくしゃくしゃの笑顔です。「相手の心をまあるく」は、こんなに簡単なことなんだと初めて気付きました。

家庭がどれほど温かい所なのか…。物や形ではない、心で味わう宝を頂きました。夫には、「あなたなしでは生きられない。だから、一緒に長生きしたいね」と言いました。いつの間にか私の心が変わり、「見えないものを大切にしたい」と思う人になれたことが、うれしいです。

我が子には恵まれなくても…

子供が大好きな私は、幼い子と関わる仕事ばかりしてきました。我が子には恵まれませんでしたが、子供はいなくても、「良い生き方」を永遠に残せると神の教えで知りました。それが、自分の次の人生や、甥(おい)や姪(めい)の人生に影響を与えることも…。だから、「自分の家系にも、夫の家系にも、良いものを残したい」と、強く強く思います。

物や形で満たされることで「バラ色」だった青春時代。50代を迎えた今、心がバラ色の人生が手に入りました。

※既に公開中の、この方のご主人からの「喜びの声」も、併せてご覧ください。

形を求めるのではなく
    豊かに人 物に触れ 愛ある心で生きられるよう 我が「心の姿」を願うべし
 そこに 家族 縁者の出会いが深まり 「生きる」楽しさ味わえる
「真の仕合せ」 形ではない
 縁を深め 心重ねて生きるところに 真の仕合せ 「生きる心(意味)」が見えてくる

形を求めるのではなく
  豊かに人 物に触れ
    愛ある心で生きられるよう
      我が「心の姿」を願うべし
 そこに 家族 縁者の出会いが深まり
      「生きる」楽しさ味わえる
「真の仕合せ」 形ではない
 縁を深め 心重ねて生きるところに
  真の仕合せ
    「生きる心(意味)」が
          見えてくる

『真実の光・神示 平成19年版』174ページ