No. 925

「感謝、感謝」の透析生活
恩返しは元気に生きること
(愛媛県KI/50代男性/会社員)

小学生の時から腎臓が悪く、学生の頃は食事や運動に制限がありました。それでも楽しく過ごせたのは、家族が支えてくれたからです。家族で信者となってからは、さらに心が守られて、落ち込むことがなくなりました。慢性腎不全で、父親から腎臓移植を受けた時も、30代で透析が始まった時も、家族も私も、安心感の中で乗り越えることができたのです。

全てタイミングを計ったように

透析が始まって23年。体の弱い私は、神と出会っていなければ、苦労ばかりの人生だったことでしょう。それが、父と2人暮らしになった今も、弟や地域の人、職場の方々の支えを頂き、家事をしながら、元気に働くことができています。何より、いつも心が明るく、生き生きしていられるのです。毎朝、目覚めると、「きょうも命を頂いた」と神に感謝。それが私の日課です。

先月、その思いをさらに深める出来事がありました。23年使った透析のシャントに、詰まりが見つかった時のこと。医師は、「通常は10年持てば良い方。それがこんなに使えたなんて」と、驚いていました。すぐに入院となりましたが、病棟のベッドが一つだけ空いていて、手術も日を置かず受けられることに。一つ一つのタイミングが全て、神の手の中と感じました。

手術は順調で、不思議と術後の痛みもありません。普通はしばらく痛むそうで、看護師の方が「我慢しなくていいですよ」と、何度も言ってくれたほどです。医師も非番の日まで、「変わりないかな」と顔を出してくれました。そんな皆さんの思いがありがたく、だから、私の体も、新しいシャントになじもうと頑張ってくれる…、そう思えてなりません。

何げない会話の声も弾んで

神と出会ってからきょうまで、多くの方が私に、「頑張って」と、声を掛けてくださいました。どなたもが温かくて、まるで家族が増えたよう。どれほど励まされたか分かりません。だから私も、「元気になることが恩返し」の思いで、感謝と思いやりの心を大切に過ごしています。その心が伝わるのか、「優しい人やね」「明るいね」と言っていただき、うれしい限りです。

思えば、今は亡き母は、誰に対しても優しく声を掛ける人でした。おかげで、私にたくさんの縁がつながっています。その心をしっかり受け継ぎ、父にも、母にも、周りの方々にも安心してもらえるように、きょうも感謝、感謝で生きていきます!

「教え」を心(人生)の支えに 日々生きてごらん
 心安定し 現実 現状を冷静に受け止める 心のゆとりが持ててくる
 精神世界の真実 真理に気付き 悟りを深めし人は
    神とのつながりを確信し 体調変化を受け止めて生活できる
 心(精神)明るく 強くなれたとき 人間は体調変化と調和できる
 真の健康を手にした人の心が ここにある

「教え」を心(人生)の支えに
      日々生きてごらん
 心安定し
  現実 現状を冷静に受け止める
      心のゆとりが持ててくる
 精神世界の真実 真理に
    気付き 悟りを深めし人は
  神とのつながりを確信し
   体調変化を受け止めて生活できる
 心(精神)明るく 強くなれたとき
    人間は体調変化と調和できる
 真の健康を手にした人の心が
      ここにある

『真実の光・神示 平成29年版』15ページ