「仕事辞めたい!」衝動に
駆られた心に打ち勝って(続編)
(岩手県NS/60代男性/自動車整備士)

うつ病を克服し、整備士として念願の再就職。その「喜びの声」を掲載していただいたのは、1年半ほど前のことでした。

ところが、感謝とやる気でいっぱいだった心が、再びぐらつき始めました。というのも社長がワンマンで、意に沿わないと全否定され、ストレスだらけの毎日。そして、ある朝のミーティング。社長が「無駄な仕事をしている人がいる!」と、私を名指しで叱責(しっせき)したのです。確かにその仕事は売り上げには直結しませんが、お客さまの車を思えば当然すべきメンテナンスで、少し労力を使うだけのもの。「お客さまを思ってやっているのに、社長は何も分かってない!」と、日頃の不満が爆発しました。

本当に人を愛する自分だったか?

過去にうつ病で苦しんだ私は、また病みたくないとの思いで辞表を記入。ただ、以前と違うのは、それを即、突き出さず、「その前に、気付くべきことがあるのでは…」と踏みとどまる心が出たことでした。

教会図書に出てくる「愛」という言葉が、なぜか染みてきました。せんえつながら、お客さまを思う愛の心は、十分あると思っていた自分。そこに生じた正義感からくる怒りが、私の短気の正体でした。心の奥は、「ありがとうと言われたい」「評価してもらいたい」の思いでいっぱい。「純粋に」会社のために、お客さまのために…とは懸け離れた、不純物だらけの心。社長は何も分かっていないのではなく、むしろそれを見抜いていたのでは…と感じたのです。

その頃、社長から「君にはこの会社にいてほしい」と、見たこともないような優しい表情で言われました。「ずっと勤めさせてください」と返す私の心には、感謝と報恩の思いしかありませんでした。

神が下さったさらに深い喜び

ある日、社長がパソコン操作にてこずっている様子が目に入り、「できることはありませんか?」と申し出ると、データ移行ができないとのこと。機械操作は得意な私ですが、想像以上に複雑な作業で、いろいろ調べながら、一日かけて作業を終えました。社長は「右から左に簡単に移せると思っていたが、こんなに大変だったとは…。すまなかったね」と、この時も見たことがないほどの笑みで喜んでくれたのです。

「社長の役に立ちたい」と必死に作業していたあの時の心に、不純物は混じっていなかったと思います。何より、そこで味わった喜びは、これまでと比べものにはならないほど大きかったのです。

お客さまからの「ありがとう」「助かりました」が、前とは全く違う響きで心に染み渡ってきます。社長だけでなく、同僚からも「機械のことを教えて」と声が掛かり、お役に立てる場面が増えたのもうれしいです。1年半前、このコーナーに掲載していただいた時の喜びよりも、さらに深い喜びを神が味わわせてくださっているのです。心も体も、丸ごと愛の心で頑張ります。

※過去に掲載されたこの方の内容は、こちらからご覧いただけます。

 

相手の思いを受け止め 心(気持ち)に沿うように出会いを深める
 奉仕の心に生きる意味が ここにある
 奉仕に生きるほど 「運命」が導く人生を歩んでゆける
 出会いは深まり この世の極楽体験できる

相手の思いを受け止め
    心(気持ち)に沿うように
      出会いを深める
 奉仕の心に生きる意味が ここにある
 奉仕に生きるほど
  「運命」が導く人生を歩んでゆける
 出会いは深まり
    この世の極楽体験できる

『真実の光・神示 平成30年版』151ページ

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