信者になってまだ7カ月なのに、私の心は「今が一番仕合せ」に変わりました。
「当たり前や」と思うことが
実は、私は40年ほど前に信者籍を置いたものの、本当に置いただけ。そのうちやめてしまいました。その後の私の人生は波瀾(はらん)万丈。腸を切る大手術の末、人工肛門を付けることになりました。体も弱るばかりで、外出するにはつえが常に必要。家の中でも手のしびれで鉛筆すら、お箸すら持てません。どうしても明るい気持ちになれず、ベッドの上でだらだら過ごす毎日でした。
あらためて知人から神示教会の話を聞いた時、迷わず「行きたい」と心が動きました。初めてくぐった神の館の神門。心がほわんとして涙が出ました。昔は「こんなん当たり前や」と思っていた神の教えも、「当たり前のことが、私はできとらんな」と初めて反省したのです。神から心を離した過去を申し訳なく思い、その分、たくさん教えを勉強せなあかんと奮起しました。
祈願で心をしっかりさせる
私は息子と2人暮らしで、ご飯を準備してもらっています。それをおいしく食べるだけでなく、「何かできることがあるかもしれん」と思い、心を込めて真剣に祈願しました。「お漬物だけでも切っといてやろうか」「野菜だけでも洗っておくか」心がしっかりすると、体も連動して力が湧いてくることに驚きました。
「このお魚、私が炊くよりおいしいやん」などと、息子にお礼を伝えることも増えました。そんなこんなで心が元気になってきたある日、ごみ出しに行くと、生ごみが散乱していました。片付けていたら、近所の方が出てきて感謝してくださり、大変うれしかったです。こんな喜びを味わうのは、久しぶりでした。
一日一日年を重ねているのに…
つえなしの生活など考えられませんでしたが、今はつえなしで歩けます。私のあまりの変わりようを見て、息子は大喜び。家に来た妹には「違う所に来たみたいにきれいに片付いてる」と驚かれました。知り合いにも、「会うたびに明るく元気になっておられますね」と褒めていただきます。
以前でしたら、朝起きると何のテレビ見るか、何の本読むか…と自分のことばかり考えていましたが、今は息子の役に立てるようにと思います。寝る前には、息子が「お母さん、きょうも一日ありがとう」と言ってくれますので、「疲れんようにはよ寝なよ」と返します。一日一日年を重ねているのに、今が一番、体も心も軽やかです。
「心(運命実体)」で生きる人間は
我が「力(運命)」を世(社会)に奉仕せんとする「思い」を強くするほど
心明るく 「夢」を持って「日々(人生)」歩んでゆける
気持ちは安定し 体も力強く動くのである
人との出会いを大切に 縁を深める生き方をする
「真理」に生きて 「真の健康」手にする人と成る
「心(運命実体)」で生きる人間は
我が「力(運命)」を
世(社会)に奉仕せんとする
「思い」を強くするほど
心明るく 「夢」を持って
「日々(人生)」歩んでゆける
気持ちは安定し
体も力強く動くのである
人との出会いを大切に
縁を深める生き方をする
「真理」に生きて
「真の健康」手にする人と成る
『真実の光・神示 平成23年版』143ページ(中略あり)