高1の時に摂食障害になってから、ずっとずっと苦しかった私の人生。痩せることしか考えられず、痩せ過ぎて学校に通えなくなりました。自分のことが大嫌いで、誰とも関わりたくなかったです。
丸ごと受け止めてくれる親の愛
それでも、「自分のことは自分で何とかしなきゃ」と、必死にあがいていたように思います。小学生の時から母子家庭で育った私にとって、それが当たり前。でも、教務相談を受けて、初めて知りました。私が「心配掛けたくない」と関わりを避けてきた存在こそが、誰よりも自分の味方であることに…。母に丸ごと打ち明けてみたら、丸ごと受け止めてくれたのです。
症状は思ったより悪く、入院しました。母はどんなに忙しくても、仕事終わりに必ず駆け付けてくれて、肩を寄せ合って楽しくゲーム。子供の頃から抱えていた、「甘えちゃいけない、でも甘えたい」の葛藤。遠くでチラチラ見ていたような心の距離を、母はいとも簡単に縮めてくれたのです。
取り戻す自信、湧き出す思い
3カ月の入院の後、通信制の高校へ転校。少しずつ回復して大学に進学。ところが、今度は過食症になってしまいました。どうにもならなくなるまで食べては吐いて…の繰り返し。でも、この時は、自分から母に「助けて」と言える私になっていました。病気になったからこそ、神の教えを真剣に学ぶようにもなったのです。
「もう駄目。私には何にも良いところがない」。悶々(もんもん)とした心も、母があっという間に吹き飛ばしてくれました。「一つ一つ丁寧にできるよね」「料理も手芸も上手」。ちょっとしたやりとりなのに、「何だ、そうか」と、私の心に軸が出来始めました。人と比べては「すごいな。何でもできて」と落ち込んでいましたが、「すごいな。でも、自分にも別の良さがある」と思うようになったのです。
考えられない奇跡に驚くばかり
「人と関わりたい」。誰とも関わりたくなかった私の心を、神の教えが変えてくれました。この春からは、障害者施設に就職。利用者さんやスタッフの方に自分から関わって、頼っていただいて…。ずっと人との関わりを避けていたからこそ、余計に今、その喜びを強く感じるのです。
毎日おいしくご飯を食べて、ほどほどのところでストップできます。摂食障害は、何十年も付き合う病気と聞いていたのに、その症状が全く出ていないのです。治療のおかげもありますが、母に治してもらった気がしてなりません。母と神の教えがくれた「人に関わっていく勇気」。それが、こんなにも私の人生を楽しいものにしてくれました。
「教え」に気付きを得て 「真理」に生きる家庭を築く努力をする
自然と 家族の気持ちは一つに重なり 互いに思いを語る会話が増える
家族一人一人の心は常に安定し 不安に迷う思いは起こらない
人 物との出会いを 感謝心で受け止め 互いの運命が調和してゆく
そこに 「生きる」自信と勇気が芽生え
「運命」に重なる心が 体(肉体)を健康にする
「教え」に気付きを得て
「真理」に生きる家庭を築く
努力をする
自然と 家族の気持ちは一つに重なり
互いに思いを語る会話が増える
家族一人一人の心は常に安定し
不安に迷う思いは起こらない
人 物との出会いを 感謝心で受け止め
互いの運命が調和してゆく
そこに
「生きる」自信と勇気が芽生え
「運命」に重なる心が
体(肉体)を健康にする
令和4年5月23日 信者心の基勉強会健康編(中略あり)