自然と消えていく孤独感
そのままの娘を愛する母に(続編)
(長崎県FS/70代女性/介護施設職員)

娘の「性同一性障害」を受け止めて、寄り添える私になれた…。そんな思いを、「喜びの声」に掲載していただきました。あれから2年半。一つだけ乗り越えられない壁がありました。「孤独感」です。幼少期に父から暴力を受け、夫とは離婚。娘は離れて住んでいるため、一人暮らし。神は、「和のある家庭」と言われるけれども、「私の人生には縁がないもの」と、半ば諦めのような心で過ごしていました。

「縁を深めない」選択をした私

勉強会に出席するたび、供丸光先生が『友輪』の神示に目を通す大切さをお教えくださいます。それなら…と思い、やってみると、やはり「家庭」「家族」と何度も出てきます。でも、不思議です。毎日毎日、『友輪』に目を通すうちに、「家族はいるじゃない、私にも」と、ごく自然と心の向きが変わったのです。

娘がいる、弟も妹もいる。「家族に縁がない」のではなく、「縁を深めない」選択を自分がしてきたと分かりました。以前は神の教えに触れると、「うちは神の言われるような家庭じゃなかった」「ちゃんと子育てできなかった」と苦しくなっていましたが、「私には家族がいる。今からやっていけばいい」と感じるようにもなりました。

娘の心の内を知ったあの日。当時は「受け止める」ことで精いっぱいでしたが、娘こそ、一人でどれほど悩んだだろうか。だから、「これからはもっと話を聞いてやろう」と決意できたのです。

これまでにない仕合せを感じて

「あなたがつらかったときに、話を聞いてあげられなくてごめんね。でも、これから分かるように努力するからね」。勇気を出して伝えると、娘は、仕事のやりづらさや、女性用のトイレに入るのがつらいことなどを打ち明けてくれました。そして、話し終わると、「お母さんと話すと元気になる。また電話していい?」と言うようになったのです。

ある時、娘が言いました。「私はこういう病気だから、男の人と結婚したり、子供を産んだりできない。お母さんに申し訳なくて…」。「そんなことないよ。結婚してなくても、あなたの周りにたくさん支えてくれる人がいれば、お母さんは仕合せ」と伝えました。

最近、娘と話していると、「この子、こんなに優しかったんだ」と感じます。娘のことを考えているだけで、自分が優しくなれる感覚もあります。「いてくれてありがたい」と、感謝の心になれるのです。娘という「家族」が私の宝物。孤独感が消えた仕合せを今、毎日味わっています。

※過去に掲載されたこの方の内容は、こちらからご覧いただけます。

「教え」を心(人生)の支えに「生きる」努力がほしい
 「家庭」の姿(真実)に気付いて 家族で「教え」に生きる努力をする
 自然と 家族一人一人の心(実体)は悟りを深め
    互いに声掛け 補い 支え合う気持ちが芽吹く

「教え」を心(人生)の支えに
    「生きる」努力がほしい
 「家庭」の姿(真実)に気付いて
  家族で「教え」に生きる努力をする
 自然と 家族一人一人の心(実体)は
      悟りを深め
  互いに声掛け 補い 支え合う
    気持ちが芽吹く

『友輪』332号2ページ

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