No. 108

孤独を感じていた人生が一変

(石川県YM/70代女性/パート)

「自分の人生は自分のものだから、一人で頑張ればいい」と思って生きてきました。そんなある日、胸にしこりを見つけ、恐怖とともに不安でたまらず、初めて知人に打ち明けました。すると、親身に聞いてくれ、神の教えを学び、本気で救いを求める大切さを話してくれました。その温かさに感謝し、教えを真剣に学び始めたのです。

何度も学ぶうちに自我が強かったと気付き、反省するばかりでした。神にその思いを打ち明けながら、治療に臨みました。思いがけず短期間で退院でき、職場でも「あなたでないと駄目」と引き続き頼ってもらえてありがたかったです。

その後、別の場所に腫瘍が見つかりましたが、医師が「必ず治します」と力強く言ってくれ、安心して手術を受けられました。以前の自分なら、医師に何と言われようと不安だったはず。気持ちが前ほど揺らがなかったのは、日々教えを学び、物事を穏やかに受け止められるように神に願う中で、人と触れ合うのが楽しくなってきたからだと思います。

経過は順調で、心配を掛けた人たちに伝えると喜んでくれました。一人で何でも抱え込んでいたかつての自分を思うとうそのようです。

近頃、さらにうれしいことがありました。離婚した夫の元に残してきた息子と、念願の交流ができるようになったのです。海外に住む娘が、一人暮らしの私のためにタブレットを持たせてくれ、息子に使い方を説明する役目を託したようです。息子が我が家に来て、それは丁寧に教えてくれました。今、親子3人が毎日ラインでつながっています。

神の教えがなければ、誰とも関わろうとせず、自分で孤独を深めて苦しんでいたに違いありません。まるで夢のような毎日です。