「一人息子に兄弟を…」この10年、私の心にはこの思いが強くありました。しかし、うつ病を患い、婦人科の治療をしながらも、なかなか授からないつらさを抱えていたのです。そんな中、腸内をふさぎかねないほどの血腫が見つかり、緊急入院。医師の判断で切除しないことになり、不安と痛みに耐えながらの生活が始まりました。
家族の愛が心と体に影響
「なぜ私ばっかり病気に?」「夫や子供に申し訳ない」葛藤に苦しむ私に、夫は「お前の体が一番や。息子もそう思っている。ママの笑顔が一番だよ」と言ってくれました。「家庭」は私一人でつくっているのではない。夫のおかげで、「申し訳ない」と負い目に思うのではなく、「早く元気になって、2人の顔が見たい」と、気持ちが前に向いたのです。不思議と数値もグッと改善しました。
どうにもならない心が変化
「子供を望むなら悪い部分を切除するが、再発する」医師からそう聞いた時、「一番いい形に治療してください」と答える自分がいました。10年間、抱え続けていた子供への思いが、入院して数日ですっかり流れた不思議。しかも、その後の検査で、血腫が見つかった時に切除していたら、出血多量で命がなかったかもしれない…と判明。神は、見えない所で大きくお守りくださっていたのです。
そのまま退院し、今は投薬治療を継続中です。家族3人で食事をする。夫と息子がじゃれ合っている。けんかをしても、最後は仲直りして笑い合える。そんな日常がありがたくて、病人なのに、人生の中で一番仕合せを感じています。
「もっと」のずれを修正できた
神が教えてくださる立ち木の真理。夫は根、妻は幹、子供は枝。息子が将来困らないように…という一心で、私は「枝を増やす」ことばかり考えていました。でも、今は違います。根と幹が心を一つに、息子にたっぷり愛をかけていくこと。そうして育った息子が同じように人を愛し、助け、人からも愛される人になれば、きっと周りが自然と支えてくれるはず…と思うのです。
そのためにも、幹としていつも笑顔で、家族を支えていこうと決意できました。「逆の自分には絶対ならないぞ。愛のない姿を子供に見せてたまるものか」という思いです。夫と日々交わす「いつもありがとう」「きょうも仕合せだったよ」の言葉。最近、息子がまねして言うようになりました。
夫、息子、私。この「3人のトライアングル」が、私たち家族の形。これをずっと大事にしたいです。だってこんなに仕合せなんだもの! こだわりから解放され、大切なことに気付くために、「病を頂けた」と感謝、感謝の毎日です。
体調の変化を受け止め 心の養生を日々心掛ける
神に思い(人生)を預ける人の心は 変化に強い
「教え」を家族で学び 「真理」で心(運命)重ねる家庭に
人の心(人生)は守られる
体調を崩し 病名が付いたときにこそ
「人生」の歩みを振り返り 真の健康を手にする時と悟るべし
「教え」が命(生命力)を引き出し 家庭の支えを得て 医療の手当てが生かされる
体調の変化を受け止め
心の養生を日々心掛ける
神に思い(人生)を預ける人の心は
変化に強い
「教え」を家族で学び
「真理」で心(運命)重ねる家庭に
人の心(人生)は守られる
体調を崩し 病名が付いたときにこそ
「人生」の歩みを振り返り
真の健康を手にする時と悟るべし
「教え」が命(生命力)を引き出し
家庭の支えを得て
医療の手当てが生かされる
『真実の光・神示 令和3年版』24ページ(中略あり)