(岩手県EE/50代女性/主婦)
夫が大病と分かりました。不安でたまらない思いを神に訴え、繰り返し教えを学ぶ中で、自分がなぜこんなにも不安で切ないのか、見詰めることができました。実は、私と夫は長年心が擦れ違ったままでした。どうしても流しきれない過去があり、真っすぐな気持ちで夫に尽くせないことが、何より苦しかったのです。それに気付けたとき、「人生は有限だからこそ、心が通じ合える夫婦になりたい」と心から思いました。
神に語り掛けながら意識していくうちに、心が徐々に変化していきました。夫も、私も、不器用でうまく心を重ね合えなかったけれど、それでも離れず、一緒に歩んできたのだと思え、それこそが互いの愛情と気付きました。口下手な夫に気の利いた言葉を求めるのではなく、自分から歩み寄る努力を始めると、相手の何げないひと言に優しさを感じるように。大切なのは、自分がどう向き合うかだったのです。
神の教えを学べばこそ、神に心の内を語っていけばこそ、大事なものを見落とさずに歩めることを実感。夫婦の心が重なるほどに、夫も明るさを増し、治療も順調に進んでいます。過去にとらわれるのではなく、悔いのない生き方を目指し、今をしっかりと歩んでいきます。