(佐賀県SY/50代女性/会社員)
過去の私は、人に先入観を持ちやすく、責める心が強かったです。それは家族に対しても同じで、私自身に相手を責める心があるからか、義母は私に対して、どこか他人行儀なところがありました。
そんな中で、神の教えを学んでいるうちに、「私は、人を責めて、相手の気持ちを少しも察していなかった」「自分が変わらなければ、相手の心は変わらない」と気付いたのです。「相手の気持ちに寄り添える自分になりたい」という思いを神に語り掛けていると、家族を責める気持ちが和らぎ、前向きな気持ちで触れられるようになっていきました。
そんなある日、夫が不在と分かっている日に、親戚が訪ねてくる予定ができました。姑と話し合っていた時、「あなたがいてくれれば、息子がいなくてもいいじゃない。大丈夫よ」と言われました。自分の存在を受け止め、家族として信頼してくれているのを感じ、ものすごくうれしかったです。教えを知らなければ、姑の口からこんな言葉を聞くことはなかったでしょう。家族の縁を断ち切ってしまっていたかもしれません。自分の心が変わったからこそ、得られた喜びだったと思います。