(京都府HI/50代男性/会社員)
消防士を目指し、専門学校に通っていた息子が、ある日突然「やっぱり警察官になりたい」と言い出しました。学校も中退し、警察官になるための試験勉強に力を入れたいと言うのです。私も、妻も、猛反対しました。それなのに、頑張りたいと言い続ける我が子の意思の強さには困惑してしまいました。
結論が出ないまま、妻と何度も教会に足を運び、教えを学び、話し合いを重ねました。すると、ふと「息子の思いをしっかり聞かず、夫婦そろって頭ごなしに反対していたな」と、我が身の姿を見詰め直すことができたのです。妻にも話し、親子でもう一度しっかり話し合うことにしました。
すると、息子は、「警察官になって、みんなが安心して暮らせる世の中にするために頑張りたい」と、それまで話してくれなかった思いを涙ながらに語ってくれたのです。それからは、子供の夢を、夫婦で心から応援できるようになりました。
家族で教えを学び、家庭で生かしていくことが、人生を大きく好転させることを体験しました。夫婦の応援が息子にも届いたのか、見事に警察学校を卒業し、今は立派に町の人たちのために働いています。