No. 763

「頑張ってと言わないで」
息子を変えた親の関わり
(東京都MT/50代女性/主婦)

「『頑張って』って言わないで」と息子に言われたことがあります。体調を崩しがちで、親としては心配ばかり…。気になって何か尋ねると、表情が見る見る曇るので、私も言葉をのみ込むようになりました。というより、怖くてそれ以上聞けなかったのです。

仕合せを願っているはずでも…

勉強会で「家族がいることに感謝」と学んでも、正直「今の状況では苦しい」という思いの方が強かったです。その苦しみの正体に気付けたのは、親の会のおかげです。

「こうであってほしい」という親の願い。それが、いつの間にか「こうさせなきゃ」という、攻撃的な心にすり替わっていました。息子に自分の思いを語ってほしい。言わせなきゃ…と。そうではなくて、「言葉にどういう心を込めるか」そこに目を向けるようになったのです。

ほんの少し心を変えるだけで

怖くて聞けなかった「仕事どう?」。思い切って尋ねてみると、「うー、まあまあ」と言った後、少し間を置いて「臨機応変に対応できないのがつらい」と返ってきました。ちゃんと話してくれた! 驚きつつ、「一番難しいよね。それができたら、どんな仕事も頑張れるよね~」と言ったら、たったそれだけなのに、うれしそう。初めて息子の思いを聞けた気がして、私も涙がにじむくらい、うれしかったです。

このところ、次から次へと息子の良いところが見つかります。義母の体調を人一倍心配したり、離れて暮らす娘を「元気?」と気遣ったり。先日、義母の神魂の儀に参列した時は、「僕は介護の仕事をしているから、それでおばあちゃんの役に立ちたい。長生きしてください」と立派に挨拶したのです。少し前までは、話しだすまでに時間がかかることもあったので、胸がいっぱいになりました。夫も思わず拍手していたほどでした。

言葉に乗せた愛は伝わる

私に似て人との関わりが苦手な息子。だから「余計に心配」でしたが、今は、心からいとおしいです。

息子は体調を崩すこともなくなり、毎朝元気に出勤。朝4時半に起きて息子のお弁当を作るのが仕合せで、つい張り切ってしまいます。「行ってらっしゃい。きょうも頑張って」と手を振ると、「はあい」と振り返してくれるようになりました。家族がいてくれて、家族のためにできることがあることに心から感謝です。

それにしても私は、法律に反していなくても、道を大きく欠いて生きてきたと思います。心を大切に関わることの意義。そこから生ずるご守護の数々に気付くことができました。

神示で確認 「喜び」の仕組み

親(両親)の任は 我が子の人生を支える「力(運命)」を枯らさぬように
    人生の真実「真理」を 家庭生活に生かして 我が子を育むこと(立場)にある
 「教え」で触れ合う環境に 人間の実体は高められ
    人は皆 運命に重なる人生が歩める

『真実の光・神示 令和2年版』77ページ

神示で確認 「喜び」の仕組み

親(両親)の任は
    我が子の人生を支える
      「力(運命)」を
        枯らさぬように
  人生の真実「真理」を
    家庭生活に生かして
      我が子を育む
        こと(立場)にある
 「教え」で触れ合う環境に
    人間の実体は高められ
  人は皆 運命に重なる人生が歩める

『真実の光・神示 令和2年版』77ページ

※親の会をきっかけに、大きな心の変化を味わった方々のお声をご紹介しています。