No. 746

「雑用係」ではなかった!
「求められる若手」へ
(福島県MB/20代女性/会社員)

光学機器のメーカーで働き始めて5年目。入社当時、総務にいた時の自分を振り返ると、メインの業務は電話受け、お茶出し、コピー取り…。こんなの仕事といえる? このままだと私は雑用しかできない人間になってしまう! 悶々(もんもん)とした気持ちで過ごしていました。

神示で一変した私の仕事観

そんな私の心を一変させてくれたのは、ある神示の一節でした。「仕事に貴賎(きせん)はない」。仕事に大きいも小さいもなくて、「神様から見たらみんな仕事」。それだけで、何だかとても勇気が持てたのです。

「私の仕事は誰でもできる」と思っていた自分の心が、「この仕事を極めよう」と変わりました。電話に素早く出る、机に書類を置くときは静かに。みんなが嫌がるお茶出しも率先して…。そのうちに気付きました。私は「雑用係」ではなく、「皆さんの仕事を円滑に回す役」。「仕事を任せてもらえない」という不平、不満が、いつしか「きょうは、これもあれもできた。ありがたい」という充実感に変わっていたのです。

苦手な仕事にも湧き出る意欲

入社当時の取り越し苦労がうそのよう。上司から、「あの内容まとめておいて」などと、難しい仕事も任せていただく場面が増えていきました。そして、このたび、異動で人事部へ。後々聞いた話ですが、双方の部署が「うちにいてほしい人」と、話し合いを重ねてくださったそうです。それだけ必要としていただいていることがありがたく、本当にうれしかったです。

総務の時は、書類に向き合うことが多かったのですが、人事は人に向き合う仕事。人との関わりがあまり得意ではない私だから、“あえて”この部署。神からの「頑張りなさい」というエールを感じます。だから、管理職の方への労務研修なども、ひるまずさせていただけています。それに、かつて電話受けやお茶出しなどをたくさんしたから、その大変さが分かり、担当の方への感謝も忘れずにいられるのです。

神の教えなくして、今の私はありません。「仕事に貴賤はない」。頂いた一つ一つの業務を大切に、縁あって出会った会社に貢献できるよう、これからも頑張ります!

神示で確認 「喜び」の仕組み

奉仕する心あればこそ 働く喜び味わえる
 職種 肩書 立場 心に抱き 夢を追う前に 奉仕心を身に付け 生きるが先と申す
――仕事に貴賤はない――
 形に心奪われず 奉仕して生きる 我が人生に誇りを持つべし
 生かされし我が人生(実体)を 感謝心で受け入れられるよう 神に願えよ
    心は明るく 軽やかになれる
 「真理」悟りて 生きがい 喜び多い人生(仕事)を手にしてほしい

『真実の光・神示 平成17年版』180ページ(中略あり)

神示で確認 「喜び」の仕組み

奉仕する心あればこそ
    働く喜び味わえる
 職種 肩書 立場
  心に抱き 夢を追う前に
    奉仕心を身に付け
      生きるが先と申す
――仕事に貴賤はない――
 形に心奪われず 奉仕して生きる
    我が人生に誇りを持つべし
 生かされし我が人生(実体)を
     感謝心で受け入れられるよう
        神に願えよ
    心は明るく 軽やかになれる
 「真理」悟りて
  生きがい 喜び多い人生(仕事)を
    手にしてほしい

『真実の光・神示 平成17年版』180ページ(中略あり)