夫の実家の人たちはみんな優しく、結婚当初からかわいがってもらいました。8人の大所帯でにぎやかだった暮らしが、月日がたつにつれ、祖父母、義父を送り、義母や子供は家を離れ、夫婦二人きりに。仕事が多忙な夫との会話は減る一方でした。
自分から踏み出そうと…
それでも、ある時、自分一人で解決できない問題が起きて夫に相談すると、仕事の都合をつけて一緒に動いてくれました。思いも寄らない姿に、「忙しいから頼れない」「無口な人だから」と、勝手に諦めていた自分に気付いたのです。
そんな折、勉強会で、「心は見えないから、言葉に出さなければ思いは伝わらない」と学びました。とはいえ、私は表現下手。ストレートな言葉で心を傷つけてしまったこともあったのです。気持ちを伝えるなんてハードルが高いけれど、自分から踏み出さなければ何も変わりません。ならば、「目標を高くせず、できることからすればいい」と思い立ったのです。
お互いに歩み寄って
早速、「夫と仲良くなりたい」と祈願。今までやっていないことをするにはエネルギーが要るのに、自然と勇気が湧いてきました。朝は姿が見えなくなるまで見送り、夜は感謝を込めて「おかえり」と笑顔で挨拶。その日の出来事も伝えるようにしました。
最初は、ハトが豆鉄砲を食らったような顔をしていた夫。続けていると当たり前になり、夫婦の会話が増え、家の手伝いや私の用事に付き合ってくれるように。出掛ける私を、外まで見送りに来てくれた時には感激でした。夫も無口なため、何も語りません。でも、私を思ってくれているのを感じます。また、感じ取れる自分になりました。ペラペラ会話が弾まなくても、心は確かにつながっている。その家その家なりの夫婦、家族の形でいい。これが私たちのスタイルと感じています。
思いを素直に伝え合う
先日、夫が仕事の合間に、「海の景色が素晴らしいよ」と動画を送ってくれました。私に見せたいと思ってくれた気持ちがうれしかったです。
かわいがってくれた亡き祖父母や義父も、私たちが仲良く暮らすことを願っているはず。夫に素直な思いを伝えたい。入院中の義母や子供たちにも、自分の気持ちを言葉に表したい。その思いが照れくささよりも勝りつつあります。互いの距離を縮めて、もっと深く…、楽しみながら頑張ります。
神示で確認 「喜び」の仕組み
「教え」を学び 「真理」に悟りを得て 心(人生)に生かせる人は皆
相手の気持ちを受け止め 正しい関わりを深めてゆける
「教え」のある家庭に 夫婦の運命は重なり
互いの実体を 「真理」に生きて高めることに 気持ちが向かう
二人の会話も深まり 共鳴 共感し合う人生が始まってゆく
「真理」に生きる二人の出会いに 家庭の基(き)がある
『真実の光・神示 平成31年・令和元年版』19ページ(中略あり)
神示で確認 「喜び」の仕組み
「教え」を学び 「真理」に悟りを得て
心(人生)に生かせる人は皆
相手の気持ちを受け止め
正しい関わりを深めてゆける
「教え」のある家庭に
夫婦の運命は重なり
互いの実体を
「真理」に生きて高めることに
気持ちが向かう
二人の会話も深まり
共鳴 共感し合う人生が
始まってゆく
「真理」に生きる二人の出会いに
家庭の基(き)がある
『真実の光・神示 平成31年・令和元年版』19ページ(中略あり)