人への苦手意識が常にありました。「こうあるべきなのに」「あの人はそういう人だから」自分と違う価値観の人を責め、先入観で触れては嫌な思いをして、それを引きずってしまう悪循環の繰り返しだったのです。
弱った心に強い軸が
ある時、体調を崩して入院。すぐ退院したものの、コロナの流行も重なり、不安が募るばかりでした。心身ともに弱った一人身の私を、離れて住む娘や信者仲間が支えてくれたおかげで前向きに。神の教えを学ぶ気持ちも取り戻しました。
教えの中に、悩みが芽吹いたときは、まず人生、心の歩みを振り返るとありました。すぐに浮かんだのが人との関わり方。これを修正すればいいと分かった途端、不安が一気に流れ、心に強い軸が持てたように感じました。
見方や捉え方が変わったら
日常的に接点のある近所の人たち。それまでは、おせっかいな人、身勝手な人は、みんな苦手なタイプでした。「極力顔を合わせたくない」この心を打破できないかと、人に奉仕する心で一日過ごせるように、毎朝祈願してみたのです。
ある時、「買い物ができないときは行きますよ」と、あれこれ世話を焼いている人を見掛けました。そんなとき、「おせっかいな人」と敬遠心が芽吹くのが私の常。ところが、「伴侶を亡くした相手のことを心配しているのだろう」と感じたら、「温かい心遣いをする人」に見えたのです。感動の思いで、「なかなかできることじゃないよ」と褒めたところ、「そう言ってくれるのはあなただけ」との返事。それを機に心が近くなり、顔を合わすと、「また会えたねー」と明るく声を掛け合う間柄になったのです。物事を見る角度や捉え方が少し変化するだけで、“苦手”が“好き”になる。うそのように気持ちが変わりました。
すてきな出会いに感謝
最近は、ちょっとした交流にも愛が流れて、心地よい会話ができます。誰とも、フラットな気持ちで接していけるため、心が楽です。人と関わるほど自分が成長できると学びましたが、本当にそのとおり。すてきな人たちに囲まれている仕合せ感に浸っています。
娘にも、あらためて感謝が言えました。「元気になれたのも一生懸命支えてくれたから。ありがとう」「ばあばがいないと私も困るよ、大事だからね」つらさを経験した分、喜びもひとしおです。
一つのつまずきから、次々と悪循環を生んでいた私の人生が、今、明るい方へとどんどん好転しています。
神示で確認 「喜び」の仕組み
人生は 出会いを重ね 良くも 悪くも 流れを生み出し 成長してゆく
家族 縁者 友人 知人へと 声掛け 触れ合うごとに「教え」を実行
神が示す教えは「真理」 人 物との出会いを深める心を育てる
ゆえに 「教え」を学び 身に付け 愛ある心の人を目指すこと
ますます出会いは深まり 広がり 奉仕に「生きる」心が引き出されてゆく
『真実の光・神示 平成31年・令和元年版』17ページ(中略あり)
神示で確認 「喜び」の仕組み
人生は 出会いを重ね
良くも 悪くも 流れを生み出し
成長してゆく
家族 縁者 友人 知人へと
声掛け 触れ合うごとに
「教え」を実行
神が示す教えは「真理」
人 物との出会いを深める
心を育てる
ゆえに 「教え」を学び 身に付け
愛ある心の人を目指すこと
ますます出会いは深まり 広がり
奉仕に「生きる」心が
引き出されてゆく
『真実の光・神示 平成31年・令和元年版』17ページ(中略あり)