今年は転勤があり、例年以上に自分と向き合った一年でした。慣れない環境下で思うように業務ができず、自信をなくしたのです。「自分は神から役立つ力、運命を頂いている」と頭では分かっていても、周りの活躍ぶりを見ると、「自分は一生花が咲かないかも」と感じて苦しかったです。
親との会話が好転のカギ
母に苦しい思いを話してみると、「あなたには何でも決め付けたり、思い込んだりする先入観があるよ」と言われて、カチンときてしまいました。でも、話しているうち、自分では分からなかった「意外な一面」もたくさん見えました。意外と人の話を聞かない、意外とコツコツ頑張れるなど…。その中で、「私はダメだ」と悶々(もんもん)としていた心が、不思議と「私は落ち込みやすいタイプ」と、いったん受け入れられたのです。「だから、自分とのうまい付き合い方を見つけていこう」と心が軽くなりました。
落ち込んでも立て直せる自分に
私は、お客さまとの応対が苦手で、先輩のようにできません。それで落ち込むことも多かったのですが、「目の前のこと、やるべきことに目が向けられますように」とひたすら祈願しました。「できない自分」を素直に受け入れられたのだと思います。先輩に、「私の改善点を教えてほしいです」と聞けるようにもなりました。
以前は、お客さまに理不尽な要求をされると、「それは違う」「この人変わってる」という思いがすぐ出てきました。母に言われた「先入観」や「決め付け」が、確かに私の中にあったのです。でも、祈願で心にゆとりが持てているからか、「これがその人の全てではない」と思えて、「自分に何がしてあげられるんだろう」と一歩踏み出せています。そうしてやりとりを重ねていくと、最終的にお客さまも喜んでくださるのです。
込み上げてくる神への感謝
「神が与えし運命を、受け止めたまえ。花咲く人生信じることなり」。この神示が、私の心に強い自信を持たせてくれます。最近、先輩が「聞き上手だよね」と褒めてくださり、お客さまも「あなたには話しやすいから…」と声を掛けてくださいました。神は、私にもちゃんと花咲くものを下さっているのだな…と確信でき、胸がいっぱいに。
前は小刻みに襲ってきた、自信をなくす波の間隔が、今はとても緩やかです。仕合せの第一歩は、「自分を知る」こと。そして「受け入れる」こと。いろいろな人との出会いの中で、自分自身も、心を引き上げてもらっていることを感じています。
神示で確認 「喜び」の仕組み
神が与えし運命を 受け止めたまえ
花咲く人生信じることなり
親より受ける実体を 受け入れたまえ
人生は ここから始まるゆえに
我が運命実体を知って 生きるところに
人の心は安定し 人との出会いを重ね 深めて 悔いなき人生となる
『真実の光・神示 平成17年版』183ページ
神示で確認 「喜び」の仕組み
神が与えし運命を 受け止めたまえ
花咲く人生信じることなり
親より受ける実体を
受け入れたまえ
人生は ここから始まるゆえに
我が運命実体を知って
生きるところに
人の心は安定し
人との出会いを重ね 深めて
悔いなき人生となる
『真実の光・神示 平成17年版』183ページ