異動と同時に昇進し、今まで二人の係長がしていた重大な任務を一人ですることになりました。しかし、部下は非協力的な人と異動したての人で頼れず、仕事が思うように進みません。上司からの高い要求に応えられないことに、つらくなる一方でした。
教えに触れて心が大変化
背負いきれなくなるほどの苦しみを経験し、ここから抜け出したいと、わらにもすがる思いで神の教えに触れたのです。すると、次々に大変化が…。まずは、上司に仕事を突き付けられている感覚が取れていきました。肩の力が抜けると、今度は、どうすれば任を果たせるかを考える気持ちに。さらには、自分から相手に歩み寄ろうと、不思議なほど心が変わっていったのです。
今すべきことに取り組めて
誠意を持って尽くしても、やり遂げられそうにない場合は、一人で抱えずに上司に相談。会話することで、相手の意図を理解でき、進め方のヒントもつかめて、仕事が回り始めたのです。部下をよく見れば、長所が分かり、それを生かせる業務を依頼することによって、できることも増えていきました。
現場で問題が起きたとき、その傾向や対策を考えるのが私の仕事です。どの部署も頑張っていると思うと、責めたり、見捨てたりなどできません。もともと人を助けたい性分で、何か力になりたいと親身に関わったところ、問題が無事に収束。「あなたが担当でよかった」と感謝されました。
自分にできる恩返しを
約2年の任務を終え、役職者として元の部署へ。周りから、「大変な中でよく頑張ったね。お疲れさま」「難しい問題が丸く収まったのは、あなたの人徳だよ」と温かい言葉を掛けてもらいました。
異動はつらい経験でしたが、それがあったから心が成長でき、業務に向き合う姿勢も変わりました。自分の仕事の先にいるお客さまを感じると、一段とやりがいも湧いてきます。同僚には、「この仕事が好き」と思ってほしい。みんなが笑顔で働ける職場にしたい。自分からアクションを起こし、できることは、何でも惜しまずに取り組む。それが、ここまで自分に関わってくれた全ての人たちへの恩返しと思っています。
神示で確認 「喜び」の仕組み
仕事の「真実」 あるべき姿とは
「運命」の力をもって 世(社会)に奉仕するときに味わう 充実した心
互いの運命が重なり 補い合う 満たされた心
仕事の魅力――
労働力の評価にとどまらず
我が運命の力をもって 社会に奉仕し
感謝 感動の共感が生み出す 生きがいにある
『真実の光・神示 平成31年・令和元年版』174ページ
神示で確認 「喜び」の仕組み
仕事の「真実」 あるべき姿とは
「運命」の力をもって
世(社会)に
奉仕するときに味わう
充実した心
互いの運命が重なり 補い合う
満たされた心
仕事の魅力――
労働力の評価にとどまらず
我が運命の力をもって
社会に奉仕し
感謝 感動の共感が生み出す
生きがいにある
『真実の光・神示 平成31年・令和元年版』174ページ