No. 697

事なかれ主義から脱却!
本物の「平穏な我が家」へ
(熊本県MH/60代女性/主婦)

我が家には、ずっと長い間、静かで穏やかな時間が流れていました。何の争いもない平穏な時間…。しかし、それは表面上の話。夫は機嫌が悪くなると攻撃的な物言いをするため、私はご機嫌取りに必死でした。「嫌な顔するだろうな」と思う話は避け、喜びそうな話題をチョイス。夕方の祈願で「きょうも夫を怒らせずに、無事に過ごせました」と感謝。長いことそんな毎日でした。

神示がいつも気付きをくれる

平穏は保てているのに、心が苦しい…。この神示に出会った時、頭をガンと打たれました。「夫婦の会話、互いの『思い』通い合うまで重ねていようか。我が家の安泰と発展を手にするために、欠いてはいけない一事と申す」。“思いが通い合うまで会話”。これをしない限り、本物の安泰は得られないと気付いたのです。

思い返してみると、新婚時代はにこにこ話していた夫。それがなくなってしまったのは、夫に本音を語らず、夫にも語らせようとしなかった、私の「事なかれ主義」が原因でした。とはいえ、長年の積み重ねもあり、本音を語るためにどうすればいいのか分かりません。また神示にヒントがありました。「言葉は、人の思いを受けて、命が宿る。言葉は、形ではない、思いを伝える手段、『愛』である」。心に染み入り、「愛を乗せて会話できる自分になりたい」と祈願を重ねていきました。

夫は、近所に住む私の母のことに協力的で、何かと気に掛けてくれます。それをとてもうれしく思っていたのですが、そう感じた瞬間、即「ありがとう」を伝えるようにしました。「面倒を見られるのは、お父さんのおかげ」と言うと照れくさそう。私が、四国に住む夫の母を気遣って、たびたび電話するようになると、さらに喜んでくれました。

神のご守護を感じる毎日

ある時、子供夫婦との関わり方で悩みが出てきました。2、3日モヤモヤして、思い切って夫に相談しました。すると、嫌な顔一つせず聞いてくれ、「こうすればいいと思う」と。そのひと言でモヤモヤがすっきり。一方通行ではない、思いが通い合った感覚を味わえたのです。

今は、夫もいろいろ話してくれます。兄弟のこと、子供たちが幼かった頃のこと、お気に入りのコメディー漫画のこと…。ぽんぽんと会話する私たちを見た息子が、「お父さん変わったね。我が家はすごく神に守られているのを感じる」と驚いていました。

私も、事なかれ主義をやめたら、心が一気に楽になりました。何をするわけでもないのに、気持ちがいつも楽しいのです。これが本当の平穏。神のご守護にすっぽり包まれた我が家です。

神示で確認 「喜び」の仕組み

「教え」を学び 「真理」に悟りを得て 心(人生)に生かせる人は皆
    相手の気持ちを受け止め 正しい関わりを深めてゆける
 仕合せを共有し 会話の絶えない家庭の姿が ここにある
「教え」のある家庭に 夫婦の運命は重なり
    互いの実体を 「真理」に生きて高めることに 気持ちが向かう
 二人の会話も深まり 共鳴 共感し合う人生が始まってゆく

『真実の光・神示 平成31年・令和元年版』19ページ(中略あり)

神示で確認 「喜び」の仕組み

「教え」を学び 「真理」に悟りを得て
    心(人生)に生かせる人は皆
  相手の気持ちを受け止め
    正しい関わりを深めてゆける
 仕合せを共有し
  会話の絶えない家庭の姿が
    ここにある
「教え」のある家庭に
    夫婦の運命は重なり
  互いの実体を
    「真理」に生きて高めることに
      気持ちが向かう
 二人の会話も深まり
    共鳴 共感し合う人生が
      始まってゆく

『真実の光・神示 平成31年・令和元年版』19ページ(中略あり)