「いつも心穏やかに」をモットーに、運動施設のコーチを務めて14年になります。メンバーの方々と楽しく触れ合い、定年後もパートとして続けるほど、やりがいがありました。ところが、感染症の影響で業務体制が変わると、覚えることが山積み状態に。ゆとりをなくし、私も含め、みんながイライラした状態になってしまったのです。
ある日、年下の社員から、「業務を担当制にして」「あなたの主導でできない?」と突然、しかもきつく言われて戸惑い、「やります」と即答できませんでした。「社員が中心にやって、パートの私はサポートでいいのでは…」。不満ばかりが募り、穏やかだった心が一変してしまったのです。たったひと言で、楽しい心が崩れてしまったショックもあり、「もう辞めようかな」とすら思ってしまいました。
気付きが自分を変えていく
そんな時、ふと思い出したのは、かつて会員さんから言われた言葉です。「いろいろなコーチがいるけれど、あなたは平等で穏やかだから何でも相談できるし、いてくれると安心する」。私に仕事の喜びを与えてくださった方々から掛けられた言葉や笑顔が、心を奮起させてくれました。
神の教えで生きれば、どんな困難でも成長できるはず。自分に欠けていることに気付きたい。こんな気持ちになった時、私の目に飛び込んできた神示が「今に満足、きょうに感謝」でした。
思えば、こんな社会情勢でも、好きな仕事を続けられる感謝に欠けていました。「これからは今できることを一生懸命やろう」。そう決めたら、気持ちがスッキリ。「いつも心穏やかに」に加え、新しい流れに乗り、やるべきことを覚えられるように祈願しながら仕事に臨んだのです。
たくさんの感謝があふれて
心に湧いてくるのは、仕事ができる感謝。メンバーの方との出会いにも感謝でした。すると、スタッフの言葉がきつくても、その人が困っていそうなら、「応援しましょうか」と何のためらいもなく声を掛けられました。コーチとしても、一人一人に合わせて寄り添っていく中で、うつむいていた人が笑顔になり、体の調子が良くなって元気を取り戻すなど、うれしい変化も共有しています。「きょうも会えてうれしい」と言われることも多く、以前よりもずっと、大きな喜びとやりがいを味わっています。
ピンチに陥ったようで、実は自分が変わるチャンスだった今回の出来事。「今に満足、きょうに感謝」の神示を支えに、心が一皮も、二皮もむけました。人との出会いを通して自分が成長でき、持ち味を生かせること、喜びを分かち合えること。たくさんの感謝があふれて、大、大、大満足の毎日です。
神示で確認 「喜び」の仕組み
「教え」を学び 「真理」に悟りを得るほど
人間は 「運命」の力を世に奉仕する人を目指す
目指すほど 「心(運命)」は磨かれ
万人 万物を優しく包み 受け入れる心(実体)が芽吹いてゆく
――「運命」の力が引き出され 多くの人々に愛され 信頼される人(存在)――
仕事の「真理」に生きる人の心(人生)が ここにある
『真実の光・神示 令和2年版』41ページ(中略あり)
神示で確認 「喜び」の仕組み
「教え」を学び
「真理」に悟りを得るほど
人間は
「運命」の力を
世に奉仕する人を目指す
目指すほど 「心(運命)」は磨かれ
万人 万物を優しく包み
受け入れる心(実体)が
芽吹いてゆく
――「運命」の力が引き出され
多くの人々に愛され
信頼される人(存在)――
仕事の「真理」に生きる
人の心(人生)が ここにある
『真実の光・神示 令和2年版』41ページ(中略あり)