何の不安もなく、おいしくご飯を食べられる。普通の人には当たり前のことが、私にとっては大奇跡です。
できることが見えると…
私は、15歳でうつ病になり、そこから約30年、摂食障害に苦しんできました。学生の頃は勉強もできず、親に荒れた態度を取る私は「心の汚い人間」。この思いが抜けず、アルコール依存症のように、大量に食べて無理やり吐く…の繰り返しでした。
そんな時、母が連れていってくれた所が神総本部でした。1回、2回、3回…と神の教えを学ぶうちに、「神が私に優しく語り掛けてくれている」と感じて、心が日だまり色に染まっていく感覚になったのです。
中でも、「病気を治すのではなく、治る自分になる」という内容は、私の心に強く残りました。自分がつらいからといって、人に暗い態度を取るのは違う。笑顔でいなければ…と思ったのです。
とはいえ、うつ病の私が、笑顔になるのは大変なことでした。そこで、毎日「笑顔でいられますように」と祈願しました。不思議としか言えませんが、苦手な挨拶ができるようになり、自分が笑顔だと相手も笑顔になってくれたのです。本当にささいなことでも、人に良い影響を与えることはできるんだと、自信がついていきました。
小さなやりとりが大きな仕合せ
今は、アパートの清掃の仕事をしています。学生さんやサラリーマン、散歩中の方などたくさんの人に会うので、「皆さんが『きょうも頑張ろう』と思える挨拶ができますように」と祈願しています。そして、「住人の方が気持ちよく生活できますように」と、これもまた祈願して、隅々までピカピカに。私は神経質なので、細かい所まで気が付くようで、「ここを通ると気持ちいい」「頑張ってるね。これお裾分けだから食べて」などと声を掛けていただきます。「人に必要とされる感覚」を味わえるのが、ありがたくて仕方ありません。
買い物に行っても、お店に入る前から祈願して、店員さんと「ありがとうございます」と笑顔で挨拶。そのうち顔を覚えてもらい、「きょうは何買いに来たの?」と、そんな小さなやりとりに、大きな仕合せを感じる毎日です。「あなたの笑顔を見ると、仕合せな気持ちになれる」と言っていただいた時は、本当にうれしかったです。
「病が治る自分」になれた実感
いつの間にか、私の心に「こんなにも人の優しさに支えられている」と感謝が芽生えていました。今は、どこへ行っても、人との触れ合いが温かく感じられます。
朝日に遭った雪だるまが徐々に解けてゆくごとく、確実に摂食障害は治まり、ここ4年ほどは全く出ていません。時にマイナス思考な性格が顔を出すこともありますが、自分の弱点に気付けることが、逆に強みと思います。神の教えと祈願で、一歩一歩焦らず成長していきたいです。
神示で確認 「喜び」の仕組み
心の迷い 悩み 苦しみ 悲しみ――
我が心の動き全てを 神に預けて人生歩む 一筋の心を持つべし
ここに 「生きる」思い(努力)が実り始めて 「夢」あふれる人生となる
我が「運命」の力を引き出すために 神に心(思い)の全てを預けて生きる
自然と心の動きは安定し 感謝の思いに「心」包まれてゆく
我が「運命」が導く「人生」を歩んで 信者の心(人生)は奇跡に救われる
『真実の光・神示 平成23年版』121ページ(中略あり)
神示で確認 「喜び」の仕組み
心の迷い 悩み 苦しみ 悲しみ――
我が心の動き全てを
神に預けて人生歩む
一筋の心を持つべし
ここに
「生きる」思い(努力)が
実り始めて
「夢」あふれる人生となる
我が「運命」の力を引き出すために
神に心(思い)の全てを
預けて生きる
自然と心の動きは安定し
感謝の思いに「心」包まれてゆく
我が「運命」が導く「人生」を歩んで
信者の心(人生)は奇跡に救われる
『真実の光・神示 平成23年版』121ページ(中略あり)
※この後に味わった奇跡も掲載されました。