No. 637

家庭内別居からの大変化
やっと味わえた神のご守護
(群馬県MY/60代女性/主婦)

夫は1階、私は2階で「家庭内別居」。一切口は利きません。きっかけは、十数年前の夫の暴力でした。ひと言「悪かった」と言ってくれればよかったのですが、それがなく、「もう無理」と思いました。試しに2階で過ごしてみたら、空気がおいしいこと。そのまま家庭内別居になったのです。

嫌でたまらない心を神に訴えて

そのさなか、夫が脳梗塞で倒れました。手術は成功したものの、失語症になったのです。どうしよう、家に帰ってきたら困る! 嫌でたまらない心を、神に訴え続けました。だからこそ、自分の心を深く見詰められたのだと思います。

結婚40年。「ありがとう」も「悪いな」も一度も言わない夫に、「こんなにしてやってるのに」。この思いがずっと私の心を支配していたと気付いたのです。でも、よくよく考えると、夫に頼まれてもいないことを勝手にやってイライラ。夫は望んでいなかったのかも…。であれば、余分に先回りせず、相手が望んでいることをやろう。ちょっとしたことなのですが、そこに気付いただけで、気持ちが楽になりました。

仕合せ感に包まれる毎日

「きょうは寒いから」と用意した長袖の洋服。これまでは、夫を思いやって…というより、「寒い日は長袖を着るべき」という押し付けだったと思います。それで、夫が半袖を着ると腹を立てていたのです。夫はどっちを着るだろう…と思いながら、「きょう寒いよ。雨降ってるからね」と声を掛けると、夫はうなずいて長袖を求めます。波長が合っていく感覚がありました。

ある日、車を買うことになり、ふと夫はどう思うかな…と気になりました。聞いてみると、「いいね」とひと言。これまでなら絶対相談しませんでしたが、「お父さんがいいならいっか」と思っている私がいて、それがすごく不思議で、思わず「うれしいです!」と神に語り掛けました。

たどたどしい夫の言葉に、「ん?」と聞き返しつつも、「夫の気持ちを分かりたい」と祈願していると、「こういうこと?」と分かるタイミングがあります。「おやすみ」もなかった夫婦が、「おやすみ」「ありがとう」を言って床に就きます。仕合せってこういうものと深く感じる毎日です。

身をもって味わった神の愛

夫と息子の3人で食卓を囲み、納豆の話をしていた時のことです。夫が「さとう」と言うので、私が「山形の人は、納豆に砂糖を掛けるんだ」と言うと、息子が「違う違う。お父さんは、佐藤さんの話をしてるんだと思うよ」とフォロー。3人で大笑いしました。夫と一緒に笑うことなんて、一生ないと思っていたのに…。「こんな時が来るんだ!」とすごい変化を味わいました。

これまで「神に守られた」という話は、たくさん聞いてきましたが、「そうなんだ」と人ごとでした。でも、今は違います。私の心をこんなにも変えていただき、「神に守られるってこういうこと」と、毎日感じているからです。「ずっと別居状態でも悔いはない」と思っていましたが、神はそうではなかったのだと思います。私たち家族が本当の仕合せを味わえるように、救ってくださった神の愛。「この神は本物!」と胸を張って言い切れます。

神示で確認 「喜び」の仕組み

「教え」を学び 「真理」に悟りを得て 心(人生)に生かせる人は皆
    相手の気持ちを受け止め 正しい関わりを深めてゆける
会話も深まり 共鳴 共感し合う人生が始まってゆく

『真実の光・神示 平成31年・令和元年版』19ページ(中略あり)

神示で確認 「喜び」の仕組み

「教え」を学び 「真理」に悟りを得て
    心(人生)に生かせる人は皆
  相手の気持ちを受け止め
    正しい関わりを深めてゆける
会話も深まり
    共鳴 共感し合う人生が
      始まってゆく

『真実の光・神示 平成31年・令和元年版』19ページ(中略あり)