家族で営むみかん農園が、コロナ禍で大打撃を受けました。契約を打ち切られ、新たな取引先も見つからず、口から出る言葉は、「コロナさえなければ」。妻は、「大丈夫、いい取引相手が見つかるよ」と励ましてくれますが、実際何も変わりません。不安と焦りしかなく、「そんなに楽観的でどうするんだ!」と言い返していました。
足りないところが見えてきた!
そんな時、心に留まった神の教え。家族の心が重なるほど、家族一人一人の人生は大きく守られるという内容でした。考えてみれば、このところ、家族関係がギクシャクしていました。以前の自分なら、気持ちよく行っていた孫のお迎えも、「何でこんな大変な時に!」とイライラ。子供たちが私に寄り付かなくなっていました。ふと、今の実情は、「コロナのせい」ではなく、「私の生き方のせい」なのでは…と感じたのです。
契約を断られ続けても、何だかんだ「次いこう!」と切り替えられているのは、妻の励ましがあるから…。「仕事は仕事。家族は関係ない」という考え自体、大きな間違いだと気付いたのです。その時、口から出た言葉は、「今までごめん」。息子の話を聞くにも、否定的だった受け答えが「そうだよな」の言葉に変わりました。息子も、「こんなこと考えたんだけど」といろいろな意見を出してくれ、家族みんなと歯車がかみ合っていく感覚がありました。
事態が好転していく不思議
何より、自分の気持ちが楽になりました。「何としても新規契約を!」とがっついていた心が、「こんなに大変な中、契約し続けてくれる所がある。その方々を大事にしよう」と、見方が変わったのです。不思議としか言いようがありませんが、今、あれほど断られ続けた新規契約が取れ、仕事が順調に動き始めています。「あなたが作ったみかんを食べたい」と、楽しみにしてくださる方々に喜んでいただけるように…。栽培にもますます心がこもります。
「自分が何とかしないと!」から、「家族でやっていこう」に変わった心。「何か困ってることないか?」と、これまで家族に言ったことのない言葉が、口から出てきます。家族の存在が、「人生を守る力」になることを体感する毎日です。
神示で確認 「喜び」の仕組み
仕事とは 人 物 全ての存在が 重なり合って生み出す力(環境)をいう
「教え」を人生の支えにして 関わりを深める努力をする
「道」欠き 外す心の動きは慎み 協力 協調する動きを取る
自然と互いの運命が重なり 補い合って 調和して「生きる」環境を生む
そこに 仕事の成果も大きく上がり 家族 縁者 友人 知人の心も重なり合って
喜び多く 生きがいにあふれた人生を歩んでゆける
『真実の光・神示 平成31年・令和元年版』15ページ(中略あり)
神示で確認 「喜び」の仕組み
仕事とは
人 物 全ての存在が
重なり合って
生み出す力(環境)をいう
「教え」を人生の支えにして
関わりを深める努力をする
「道」欠き 外す心の動きは慎み
協力 協調する動きを取る
自然と互いの運命が重なり
補い合って
調和して「生きる」環境を生む
そこに 仕事の成果も大きく上がり
家族 縁者 友人 知人の
心も重なり合って
喜び多く 生きがいにあふれた
人生を歩んでゆける
『真実の光・神示 平成31年・令和元年版』15ページ(中略あり)