No. 634

呪縛が解けて軽くなった心
相手を分かるコツをつかむ
(静岡県KA/60代女性/りんご農家)

一緒に暮らす義母は、周りを気にしないタイプ。例えば、食事のとき、自分の好物があれば、人数分なくても、「大好きだから食べるよ」と言って、一番に食べてしまいます。「悪気はないわよ」と言いながら、思ったことは全部言葉にするので、それも気に障って仕方ありませんでした。

分かろうとしないから苦しい

そんな時に手にした「救世ロードBook」にこうありました。「分かって!」の前に、自分が「分かる」。ふと、義母の生き方を分かろうともせず、「否定」しているから苦しいのかも…と感じたのです。

配慮がない人と思っていた義母は、自分の気持ちに素直で、純粋なだけ。相手を「分かる」とはこういうことだと思いました。思いをのみ込む人よりも、義母の生き方の方が、気持ちが分かってありがたいな…と見方が変わってきたのです。

我が家はりんご園を営んでいます。私と夫が作業に出ている間、義母は家事をしてくれていますが、「うちにいるんだから当たり前」と思っていました。でも、「義母が留守番してくれる=私が外で作業できる」と思った時、「義母のおかげで頑張らせてもらえる」と、心が切り替わりました。

「以前の自分」からの変化

「眠れない」「だるい」と愚痴っぽい義母に、「ご飯は食べられているから、大丈夫だよ」と穏やかに返す私。「昼寝してるからじゃないの?」と突き放していた以前の自分を思うと、大きな変化です。義母が遠慮なしにご飯を食べても、「87歳でも、いっぱい食べられて仕合せだよな」とほほ笑ましく思います。最近は、義母が畑で作る野菜すらもいとおしく、「大切に育ててくれてるんだから、小さいなすも、傷の付いたきゅうりも全部生かそう」と気合いが入ります。

りんごの出来は自然に大きく左右されますが、台風が来ても、「こういう年もあるよね」「ここまで成長してくれて、ありがたいね」と家族で話しています。以前は「でも」「だって」ばかりだった私が、今は「そうだよね」と言っています。前の私は、義母以上に言いたいことを言って、わがままだったな…と、反省するきょうこの頃。今は、「これまで何だったの?」と思うほど心が軽く、不思議な感覚です。

「救世ロードBook」などを活用して、心が変わった方々の声を掲載しています。

神示で確認 「喜び」の仕組み

「教え」を心(人生)の支えに 「生きる」努力をする
 自然と人生のあるべき姿(正道)が見えてきて 「心」は安定し 迷いが消えてゆく
 「心」に相手を思う「誠」が芽吹き 信頼 情愛 共感が 出会いを深める
「教え」に生きて奉仕心が身に付くほどに 人は皆
    「運命」が導く心の動きが取れて 互いに求め合う心(関係)が生まれる

『真実の光・神示 平成30年版』178ページ(中略あり)

神示で確認 「喜び」の仕組み

「教え」を心(人生)の支えに
    「生きる」努力をする
 自然と人生のあるべき姿(正道)が
      見えてきて
  「心」は安定し 迷いが消えてゆく
 「心」に相手を思う「誠」が芽吹き
    信頼 情愛 共感が
      出会いを深める
「教え」に生きて
   奉仕心が身に付くほどに 人は皆
  「運命」が導く心の動きが取れて
    互いに求め合う
      心(関係)が生まれる

『真実の光・神示 平成30年版』178ページ(中略あり)