No. 623

神と歩んできた半世紀
頂いた「ご褒美」に感謝
(福井県KH/70代男性/建築業)

親に連れられ、お寺で説法を聞いて育った子供時代。中卒で進んだ大工の世界は厳しく、親方に怒鳴られながら、技術を習得したものでした。とにかくいろんな知識を身に修めようと、茶道や料理なども、懸命に覚えました。結婚を機に妻から聞いた「神示教会」も、最初はその一つでした。

神の教えは、私が習得しようとしていた知識とは別次元のものでした。心にグサッと刺さったのが、「三筋の道」の教えです。この世に存在しているものは、神と先祖と人々の三者。その三者に、それぞれ向けるべき心があるとは…。神が教えてくださる「道」を守り、祈願で神の応援を頂きながら、人生を高めようと強く決意したことを、今も覚えています。

「道を守る生き方」を実践!

皆さんの要望はさまざまで、「10センチの隙間に棚を作って」など、無理難題に感じるものもよくあります。「できません」と言うのは簡単ですが、「やってみます」が私のスタンス。全て要望どおりにできなくても、「ここに棚があると便利ですよ」と、別のアイデアを提案しようと努めました。お金よりも何よりも、「あなたは本当に信頼できる」「あなたに頼んでよかった」と言っていただけるのが、一番の喜びになっていったのです。

代替わりすると、お付き合いが途切れることも多いのですが、二代目、三代目の方から依頼を頂くことも多いです。亡くなった先代が、「家のことはここに相談するんだよ」とつないでくださっているのです。そうした方のお宅に伺うときは、お供えのお花を持っていき、仏壇に手を合わせます。人との縁がどれほど素晴らしく、ありがたいものか…、身に染みて感じる毎日です。

「お客さんに喜んでもらえるように」とその都度祈願。他社よりうちの見積もりが高くても、不思議と「やっぱりあなたに」と依頼を頂き、おかげさまで、コロナ禍でも仕事に困ったことはありません。

家族と味わう最高の仕合せ

幼い頃から、「将来はお父さんと一緒に仕事をする!」と言っていた二人の息子。その言葉どおり、共に同じ道に進んでくれました。私も年を重ねてきて、最近は、子供に助けられているな…と感じることも増えています。妻も長年、集金などで支えてくれていて、これにも感謝しかありません。

皆さんから、「何て仲の良い家族なんだ。いい子に育てたね」と、うれしい言葉を掛けていただきます。神と出会って50年。あの時、望んでいた仕合せが、気付けば手に入っていました。神と生きてきたご褒美を頂くような毎日です。

神示で確認 「喜び」の仕組み

――「教え」に生きて 運命の力を世(社会)に奉仕する信者を極めてゆく――
 奉仕の真理に悟りを深め 一人一人の出会いを大切にすること
 ますます「人生」は磨かれ 多くの人の心の手本と成ってゆく
 「教え」が日々の心(人生)を高め 悔いなき人生へと導いてゆく

『真実の光・神示 平成29年版』122ページ

神示で確認 「喜び」の仕組み

――「教え」に生きて
    運命の力を
      世(社会)に奉仕する
        信者を極めてゆく――
 奉仕の真理に悟りを深め
  一人一人の出会いを大切にすること
 ますます「人生」は磨かれ
  多くの人の心の手本と成ってゆく
 「教え」が日々の心(人生)を高め 
    悔いなき人生へと導いてゆく

『真実の光・神示 平成29年版』122ページ